レビュー一覧

この「愛愛」シリーズが初めてのいとうサンでしたが作家さん自体ツボりました。前作でやたら人の機微に敏かった世慣れた風の鵜飼、この自他共に遊び人と認定される男は実は恋愛拒否症の自分の感情に疎いヤツでした(笑)初めての恋心にワタワタしちゃってるのが堪らないっ、遊び人攻様が初心な受様にメロっちゃう展開がねぇ王道だけにイイんです。怜は恋多き、というより「つもり」恋愛でしたがいっぱい恋してきたはずなのに体から始まる何とやらにすっかり翻弄されちゃっていつしか鵜飼に気持ちも持ってかれたことすら気づかない。否、認めたくなかった。すっかり腹を割って全てを預け合える関係にある意味初心者マークだった大人2人ですが、これがやたらと微笑ましい。認めちゃったら、特に鵜飼ですが、無意識に愛を語るピロートークが出るキャラに変わっちゃったのも(笑)軽い三角関係を含むお話ですがテンポ良く楽しい。あ、篠崎さん、御愁傷様でした。。(笑)

私は、当て馬が好きでした。なので星４で。

9チケットとお高め、そして初めて読む作者さんだったのでかなり迷いましたが、思いきって購入。結果、正解でした。割り切った相手としかベットを共にしない…と決めていた攻めが、あまりにも美人で慣れていない受けをつまみ食いしたつもりが、最後までもっていかれてしまう〜というある意味王道かと思いますが、一途な受け、実は不器用な攻め、そして作者さんの素敵なエッチ描写がお話をもりたてます☆

『恋の誘惑、愛の蜜』に当て馬で出ていた編集長さんメインのスピンオフです。　メインの『恋の誘惑、〜』のカプは幼馴染でしたがこちらは割り切った体の関係から入る恋愛…という事で１８０度違う展開です。美人の受けの子が見た目の割にはスレてなくて純真で好感が持てます。メインを読まなくても大丈夫ですがどちらもオススメです　

恋愛依存症ぎみの彼と、恋愛に実は臆病なの話。結ばれるにして結ばれた二人という感じ。いとう由貴先生の作品の中でも、かなり好きな話で、何回も読み直してしまう作品です。

『恋の誘惑、愛の蜜』スピンオフの作品ですが、これだけ読んでも十分に楽しめます。ちなみに私は前作の方が好みでした。セフレから始まった2人の関係ですが、新たな恋敵が登場することによって、話が大きく展開します。なかなか読めない鵜飼の心を大きく揺さぶったり怜が良かったです。

シチュエーション買い。大好きな美人のお話ですが、少し物足りなかったです。

作者買いしました。超絶美人ながら真剣な愛を求めて不毛な恋愛を繰り返す受けは、愛を信じない攻めに不実な恋人との修羅場から救って貰った上、気軽な遊びの関係なのに最高の快感を教えられるってストーリー。本当の愛を知らない2人の間に“上等”な男が現れてスッタモンダした挙句、ようやく攻めが受けを愛していることを認めるところは結構きました。それで受けは女王様まっしぐらですね。

前作で恋人がいると言ってた鵜飼の恋人との5年前の馴れ初めのお話です。遊びの付き合いしかしない鵜飼の怜に対する思いの変化が良かったです。前作で既に鵜飼の方がセクシーさがあって好きだったので満足です。

遊び慣れた攻めと不器用美人受け。愛に目覚めた攻めが、必死に当て馬から取り戻すところが良い。私にとってのBLバイブルです。