レビュー一覧

もうお笑いですね。極道のシリアスさが笑いに変換されてます〜。でも私はこういうの大好物です。これからもっと魅力的なキャラクターが出てきそうで楽しみです。

どちらかと言うとコメディより。前作、嫁の佐原が赤ん坊の政光とからむ箇所が最後！今回、誤解の人妻、雫と大鳳よりは朱鷺と拉致されそうになった佐原の方が好き。

いままでの中で一番極道ホームドラマをコメディダッチに仕上げた感じ。シリアスな極道モノをイメージしている人にはお勧めしません。軽い感じでテンポよく読めて時間つぶしを求めている人用です。

受けが強い、という評価が多かったので購入してみたのですが合いませんでした。受けが極道の姉さんポジションになっていることは別にいいんですが、性格的にも他人からの扱い方にしてもハーレクイン主人公並みの壊れ物同様なので、正直BLにする必要があまり見えませんでした。そして怒り狂うと手をつけられないというところで受けの強さを表現しているようですが、ストーリ自体が脈略なくギャグっぽい感じでポンポン進んでいること、そして受けの普段の性格からそのような怒りを宿せるくらいの深い心理的要素が皆無というところからかっこいい設定の割には文での表現が浅く感じ、 嘘っぱちな感じしかありませんでした。あと、強姦してからいつの間にか攻めが受けに夢中になりますが好きになるような伏線はどこにあったのか謎ですし、強姦以外で二人が肌を合わせる場面が本編に書かれてないことも気が引けました。軽くさらりとしたものを探していて、なんちゃって極道感のある話をギャグとして楽しみたい方にはお勧めですが、ストーリー重視のものを探している人にはお勧めできません。そしてシリーズの他のカップルや組の関係なども前触れなく出てくるので、シリーズにあまり詳しくない方が単品で読むこともお勧めできません。佐原さんがかっこよくてそちらの方の話が気になりますが、かなりこの話でがっかりしたので今の所、購入の予定はありません。

極嫁を気に入ってこちらを購入。佐原がいい味出しています。面白く読ませていただきました。他のシリーズも購入予定です。

シリーズの流れで購入。それぞれのキャラはたっていて良いのですがストーリーが微妙。極道ホームドラマというかコメディというか、シリアスな極道モノをイメージしていると少し違うかも。軽い感じがお好きならテンポよく読めていいかもです。

シリーズ通して順に読んだ方が、単独で読むより10倍楽しめます。この著者さんの進め方特有なのか、言葉は分かり易いのですが、謎を抱かせるような書き方に賛否がわかれるかなと思います。例えば "久しぶりに心から笑顔がうかんだ、昼下がりのことだ" という文章はどの文に対して掛かっているのか、掛かり方次第で全然意味が違ってくるので、伏線張ってる？と疑いながら読まざる得ない感じが、ちょっと疲れますが、嫌いじゃないです。

「極・嫁」が面白かったので、この本も借りてみました。なかなか面白かったです。最後の方で、男同士なのに２人が許嫁になった種明かしがあって、その内容に思わず笑ってしまいました。「嫁」の登場人物も出てきて、それぞれがいい味出していました。

今だけお得キャンペーン中に48hレンタルしました。読み易くとても面白かったです。

受けがある時、変貌します。組を背負った破瓜の場面は、二人の気持ちが切なくて、素敵です。