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顔のない男シリーズからこの作家さんの作品の大ファンになり読みあさってるんですが、このお話は無理でした。何が嫌かというと主人公の攻は過去の障害事件による完全なEDで、受に惹かれながらも受との恋愛を諦め、それどころか他の男とくっつけようと画策して受は別の男とくっついてしまう（濡れ場はこの間男と受カプのだけ）んですが、それが歯がゆくてイライラして読んでいられませんでした。最終的には、主人公と受と間男と過去の障害事件の加害者と4人で仲良く同居、みたいになって終わりますが、主人公が誰とも恋愛関係にならないお話はBLとして楽しめませんでした。受か間男が主人公のほうがまだましだったかも。

無垢な美乃理が、複数の男たちから愛されるというストーリーでした。特定の「攻」がいないという点で、斬新で、おもしろかったです。