レビュー一覧

不当な生い立ちの王子様と、天真爛漫でピュアな少年とのお話です。不幸はありますが、読後感のいいお話です。

初めて購入して、読んだ作品です。初めて幼い子供の頃出合いそれを励みに大きく育ち、又再会します。でも受けは双子の弟と知らず、兄がであった人と思いこみ、最初は避けます。でも言葉や空気、思いやりなどを通し徐々にひかれ、恋をし、幼い頃に出会った人と知ります。辛い出来事も何回かありますが、最後は落ち着いて良かったです。又続きが読みたいです

弓月あやさんの作品は読みやすくて好きです。敵対心をむき出しにしつつ、庭師だけど、ジュリアンのことを考えて窓ふきをする姿には微笑ましい思いを感じました。大変な場面もあり、ハラハラしましたが、ハッピーエンドでよかったです！

弓月さんの作品が好きなので購入しました。いつも受けがえらい事になりますが、この作品はそこまでではなくてちょっと安心しました。それでも酷い目にはあいますが(笑)最初の誘い文句が唐突ではないかと感じたので☆4ですが、この作者さんがお好きな方なら読んで損は無いかと思います。

内容紹介の文章がなんとなく嫌で避けてたけれど、この作者の未読作が少なくなってきて読んでみるかと買ってみたら、なんだ良いじゃないかとなった作品だったと思います。同じ作者のレビュー評価の良いものがお好きな方なら好まれる話でしょう。伯爵家の息子だけど訳ありの攻めは24歳。伯爵家お抱え庭師で英国人の父と今は亡き日本人の母とのハーフ、仕事熱心な庭師の受けは16歳。イギリスを舞台にちょっと凝った設定で上手いこと結末に流れていくので、そうなるだろうとわかっていても楽しめました。受けと出会ってからきっぱり別れますが、未亡人の子爵夫人と関係していたことを匂わせる若干生々しく感じる描写が最初に少しだけあります。購入してから読むのは2度目、また何年かしたら読むでしょう。