レビュー一覧

上下巻読みました。面白かった！！この作家さんは「痛そう・グロイ・胸糞悪い」が持ち味ですが(←とても褒めてますｗ)、この上下巻は特に痛そうな話が揃ってて読んでて「ヒェ～！」となりました。いわゆるお化け的な怖さではなく、人間の弱さやずるさ、醜さが引き金になって惨劇が起こります。各話ごとにテーマもあるし、読みやすいです。グロ耐性ない人にはオススメできませんが、刺激的なホラー漫画が読みたい人にはオススメします。絵も安定していて無駄なシーンもないです。

救いのない話をいつも安心して読ませてもらってます笑。何年か前に読んだ作品も新鮮な気持ちで読めます。

結構グロイです・・・ホラーというか集団パニックヒス漫画でがんがん人が死ぬし、不快になる描写もあります。特に人体切断がぞくっとしました。ラストの漫画はバッドエンドなので、せめて順番どうにかしてほしかった。読後感が悪いです。描写がアレだったりするのでグロが苦手な人はやめたほうがいいと思います。なんだかんだで両方借りてしまいましたが。。

とある作家さんが、ものすごいトラウマになったと勧めていた。なんだろう、このモヤモヤとした不安は。救いようがなく不条理で、おそろしい。。すごい構成力だ。『愛の墓標』は戦慄。映像化できない。

かなり前に一度読んだことがあるお話が掲載されていまして、もう単行本も絶版になっていて諦めていたら、電子書籍でまた読めるとは…ありがとうございます！記憶していたとおりの後味の悪さと、窮地に陥っていく人間たちが理性を捨てて行く様はさすが関よしみ先生だなと思いました！ただ恐いだけではなくて、もし自分にも同じ状況が降りかかってきたらどうしよう…と思わせてくるSF設定なのに身近に感じさせるホラーだと思います。今読んでも恐い

スタンプ付きになっていたので読んでみました。2チケ、じゃない200ポイントで、上巻3作、下巻4作の計7作が楽しめます。表題作の、住む人が次々と狂って行く家の話は、爺さんが中々えげつなくて見ものです。落とし物をあからさまに描くとはレベル高いな。TV番組の話は筋立てこそ予想通りの展開ですが、物理的に一番痛い作品です。行き過ぎた数学教師の話は、彼の魅力がイマイチ判らなかったのが残念。何でそこまで？　他人の痛みを共有してしまう女の子の話は、設定は中々身につまされるものの（痛さって説明するのが難しいですよね）、後半マッド・サイエンティスト物になってしまったのがイマイチ。能力の謎も明かされないし。オーロラが大規模磁気嵐を引き起こす話と、懐かしの（笑）Y2Kネタ話は、現代社会を皮肉るパニックホラーです。前者は一応良い終わり方と言えない事もないので、ヨットで遭難する絶望的な話で終わりにしたくない場合は、こちらを最後に読むのも手かと。ともあれ、値段の割にお得な読み応えでした。

マッドパパよりも怖かったです。引っ越して来た隣の家がどんどんおかしくなっていくお話何ですが、後味悪すぎです。

安定の面白さです。主人公が、まだしっかりしているのが救いだと思いました。

上下とも借りました。どれも一作品ずつ終わってるので片方だけ読んでも全く問題ないです、各ページ数も多めなので読み応えもあります。半分くらいは集団のパニックホラー的な話でした。この方の作品は基本、人の狂気を描くみたいなのが多いのかな。私は上巻の方が面白かったです。上星4、下星3かな。下巻の最後の作品だけ台詞回しと言うか……の多様でかなりイラっとしました。でも全体的には面白かったです。

とにかく気味が悪く嫌な話ばかりです(褒めています)。