レビュー一覧

面白かったんですけど、読んでて疲れました。上下巻あるので結構なページ数あるのです約7割はお互いウジウジ悩んでます。ずーと悩んでる。ひたすらウジウジ悩んでる2人を読まされたのにくっついた後のイチャイチャがあっさりでストレス感じました。途中、同僚が攻めを結婚式に呼ぶ呼ばないでまた悩んでましたがどうでもいい。急に出てきた同僚の婚約者との悩みなんてどうでも良いよ。そんなのいいからいいかげん早くくっついてくれっと思ってしまいました。同僚も攻めから連絡貰ったのに、文章だと上手く伝えられないから既読無視って非常識じゃないですか。せめて、また連絡しますくらいLINEしなよ。お世話になったから婚約者とモメてまで攻めを結婚式に呼びたいってウジウジ悩んでたのに、既読無視って。更に、上手く伝えられないから受けから話をして欲しいって頼むのも非常識。元カレの話もモヤモヤしたし、だらだら上下巻にわけずに一巻にまとめられる内容ですね。上巻買ったらラストがきになり下巻も書いましたがレンタルがあれば良かった。面白かったけど今後何度も読み返したいと思う話ではなかったし、恋愛漫画独特の読後キュンキュンする気持ちにはならなかっです。やっとくっついたかぁ、という感想のみ。せめて、ラストもっと2人のイチャイチャや同棲話でもいれて欲しかった。あと、攻めが同い年なのに転職しても受けに敬語だったのも残念でした。サンプルではぐいぐい話が進み面白かったので購入しましたが後悔です。

面白かった、けど、長ーいです笑笑後輩女性の悩みは、クローゼットゲイからオープンゲイにするかどうかの悩みに絡めて出てきたのだろうけど、なんかコレこのストーリーに要る？と思ってしまった。後輩で既読無視、なかなかの女です。とにかく両片想いなのに、すんなりくっつかない2人。ここまで仕事忙しい上に引越し、海外旅行や転職まで有り、会えないというか、会わない2人。もう何を読まされてるんやらという気持ちに途中なりました笑でも、私は攻めの外見が好みでした笑受けが触れたいと言った時、あ、私もーって思ってしまった笑甘々わちゃわちゃのBL作品が多い中、この作品は絵もストーリーも落ち着いていて、似たような作品に飽きてる方にはとてもオススメだと思う。またしばらくしたら読み返したくなると思います！

セフレから両思いになってエロ甘な展開を想像しながら購入しましたが、上下巻分を十分使った紆余曲折ありな内容でした。と言っても、ほとんど上巻で両思いだろうという段階まで進み、30代の大人の恋愛や人生について内省しながらお互いの気持ちが付かず離れずな心模様が丁寧に描かれている点で紆余曲折という感じです。特に下巻はモノローグや、表情だけ読ませるシーンが多く、絵面だけを追うと単調ですが、映像のように流れで想像すると、それぞれの孤独感が見に沁みました。失恋の後遺症的なもの、性思考に関する劣等感は2人とも負ってますが、生い立ちや境遇はごく普通で、恋愛においての孤独感や依存心には男女関係なく共感が持てました。作者としては、単なるBLエンタメではなくて、昨今の性の多様性について当事者とマジョリティとをそれぞれ描き、それぞれが歩み寄りつつある現状を肯定的に描きたかったのかな、と思いました。助教の先生は肯定的なマジョリティ側の例で登場したと思いますが、蛇足に思えた後輩の婚約者の嫉妬の件も大きく見てマジョリティ側で、後輩が旧態な婚約者を見放さず前向きな多様性理解への態度を示すことが、作中では主人公達の背中を押し、かつ今後の社会に対する作者の期待なのではないか、と勝手に推察しました。個人的にはBLではエロを求める点では、最初に体の関係があったのはつなぎになって良かったです。しかし、最後もエチがちゃんと長めにありますが、体の線が細くて肉感さが足りず、エロ度は低めに感じました。今後の作者への期待も込めて星5にします。

タイトル通りの作品でした。気持ちの機微を丁寧に描かれている印象の反面、他の方のレビューでもあった冗長さを感じました。何となくフランス映画の独り言のシーンが続くイメージで、感情移入が難しく読者を選ぶ印象を受けました。

先生のお言葉どおり　東京のどこかで生活していそうなふたり。過去の恋愛を絡めながらセクシャリティ、カミングアウト、仕事、色々悩むだろうなぁと共感。そこを丁寧に描かれていて西片、根津両方の気持ちがよく伝わってきて時折胸が締めつけられそうになった。2人の視線(目線)の置き場にドキッとくる。好きです。長い時間をかけて描いて下さった素敵なお話し。上下巻読み応えありました。

Xでフォローさせていただいている先生方が、こちらの作品についてコメントをされていたのを拝見して、初めての作者さまだったため、迷ったものの購入しました。洋楽や外国の風景などが散りばめられていて、まるで映画のように流れるストーリー展開でした。セリフや心理描写などの言い回しも詩的な感じがして、ある種独特な雰囲気の作品だと思います。お互いが失恋な経験を繰り返したくないという気持ちを持っていて、だからこそすれ違いがあったり。周りの人との関わり方なども、それぞれの考え方があったり。お仕事や日常生活も絡めて、とても細かく描かれているなぁと思います。この後の2人が、どのような日々を過ごしていくのかを、引き続きのぞいてみたいなと思います。作中の洋楽も検索して聴きながら、もう一度読み返します！

主人公達が色々と前に進むきっかけとなるエピソードが他人の結婚式って。しかもただの職場の後輩。世の中の大半は後輩の結婚式にそこまでこだわらないと思う。真面目なんだろうな、作者も登場人物も。よく言えば丁寧で優しい話です。悪く言えば冗長かな。

クローゼットゲイ同士のお話でした。2人とも色々な過去や気持ちを抱えてて読みながらツーと頬を涙が掠めるシーンもありました。とても良かったです。

お互いのすれ違う心情の変化が読めば読むほど噛み締めれる感じです。サラッと読むより何度も読み返す作品でした！！

読んだばかりの感想です。リーマンものと年下攻めが好きなので、そこそこ楽しめました。攻めは後輩だけど受けと同じ年らしいですが、終始敬語で話しているのでOKです。上巻だけで完結しているような気がして、下巻がどうにも蛇足に思えるんですが、読み返すうちに良さがわかってくるかもしれません。「え？そんなに好きなのにそんなこと気にする？」みたいなエピソード（体だけじゃなくて気持ちが・・・的なやつ）が出てくるんですが、リアルな恋愛って意外とそういうものだったなあ（遠い記憶）などと思いました。それこそ蛇足ですが、後輩女さんはその婚約者とは別れたほうがいいと思います。やきもちレベルをはるかに超えた異常心理です。下巻はメインの二人より、こっちのほうが気になりました(笑)