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オメガバースものも出尽くした感がある中、まだこんな新しいものに出会えるのかと驚きました。鷹虎が強い…展開も重めですがきっと鷹虎がなんとかしてくれる…!攻めの鷹虎ある意味これはスパダリなんですかね…続きが気になります。
社会的なオメガバースです。実際にΩがいたらどのような扱いを受けるかしっかり練って設定してあります。私は女なので、Ωが受けている差別を割と身近に感じました。Ωは産むことが義務である、養ってもらうために勉強はしなくてもいい、等、幼少期に女である自分が言われていた言葉をΩ達が投げかけられています。ちょっと読んでいて心に突き刺さる部分があります。そんな中主人公は完全にΩを下に見ているエリートハイスペです。一巻の時点ではまだどういう方向に物語が進むのかわかりませんが、今のところBLとか萌えとかというよりは、オメガバースという世界のΩのドキュメンタリーを見ているような気持ちです。
鬼才だし奇才でもある朝田ねむい先生の作品。読み応えバッチリ。オメガバース題材に、こんなストーリーにするなんてやはり只者ではない。でも漫画にしては文字数が多いし、エロもガッツリ有るけど全然エロくないので、好みが分かれそうです。私は大好物でした。最後はどう着地するのか続編が楽しみです。
鷹虎くんオモシロ。ここまで傍若無人キャラだと一周回って嫌いになれない。でもこれから仲間たちと影響を及ぼし合って変わってゆくでしょう。オメガメガエラもそうだったけど、オメガバースって社会問題として描くとドラマになるぁと思いました。力量のある作り手にかかれば、「読ませる」お話に昇華される題材だと思います。自己啓発でも友情物語でも、面白ければBLにとらわれなくてもいい派なので、どんどんやってもらいたい。楽しみな連載が増えました。
そろそろオメガバースもネタが…と思ってましたが、斬新なストーリーでとても興味深いです。現代社会の話とも置き換えられるような、切り込んだお話しも楽しみです。
ねむい先生やっぱり天才だわ...!今回は自分の趣味ではないかもしれない...と思いながらも読んだらもう見事にハマりました。続きが気になりすぎる!!!Ωでありながらあの不遜な態度!!強者すぎる...!!鷹虎君に学べるものはたくさんあるかもしれない。性格は最悪だがなぜか清々しくて嫌いになれない。ほかの登場人物もみんな魅力的で、Ωの苦悩だけじゃなく普通の高校生として仲良くしているところも見れてホッとしたり。鷹虎も有坂も癖がつよくてぶっ飛んでるかと思いきや、意外とそうでもない。人物像や人間関係が平面的だったり単純になっていなくて、ちゃんと実在していそうなリアリティもあるのが読み応えあります。
作者買い。とにかくすごい。唯一無二。ずっとBL描き続けて欲しい作家さんです。ゾンビのもすごかったですがこちらも特殊な設定の人間が設定以上に異常性をもった心情をさらけ出しています(最高)これからも応援しています。作家さん一般漫画描かれるそうなのですが、BLも今後もよろしくおねがいします。
あー、すごい。さすが朝田先生。鷹虎くんのキャラがかつてない帝王感。オメガに変異したアルファの設定ってそれを上回るアルファの出現でどうしてもナヨるのに、そうじゃ無いところがすごく良い。まぁオメガ論は少し前の女性学そのままでちょっと退屈だったけれど、鷹虎くんが気になりすぎる。
社会派のオメガバースで、階級構造への視点が強い作品です。主人公である鷹虎君はαの立場からΩ性になり、子宮を取り除く事でこれから予想されるΩ性としての自分を取り巻く状況に屈服しない姿勢を見せます。かっこいいですね。特権階級でしたら、ぜひ自分も真似をしたいものです。しかし、鷹虎君はXジェンダーやリベラルを主張するわけではなく、スタンスとしては支配階級から退く気がないようです。そこも凄く面白いです。鷹虎君が自立の姿勢を強く指し示すなら去勢も同時にして欲しかったところではありますが、今後の展開のためには現状男根が必要なようです。Ω性の学生仲間は良くも悪くも純粋な子が多く、その様子を見ていると心が痛みます。鷹虎君の心変わり(成長?同情?利益勘定?)がうまく巡ってΩ達にそれぞれの幸せが訪れるといいなと思います。次巻が楽しみです。
今までにない感じのオメガバースでした。フェロモンや発情期のエロではなくバース性についてがメインで、クラスメイトと議論したり各々の考え方など大変面白かったです。鷹虎くん(表紙のメインの彼)がΩということで、見た目がタイプ過ぎて彼の可愛い受け姿をワンチャン期待したのですが、全然そんなことはなくしっかり攻め様でした笑。そんな彼なのでクラスメイトのΩ達があれよあれよと彼に食べられまくるのかと思いきや、またしてもそんなことはなく普通にクラスメイトでした笑。とはいえ複数と関係を持っている鷹虎くん。私自身、受け攻め以外の絡みが苦手なので正直不安だったのですが、一巻の時点ではそこに恋愛感情などはなく意外と気にならなかったです。女性が極端に少ない世界ということでよりΩが女性的に描かれているなと思いました。(露出の多い可愛い服をおしゃれとして好んで着ている感じとか。でもそれもαの庇護欲をそそるため?)そのあたりも興味深かったです。面白い!!!
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オメガバースものも出尽くした感がある中、まだこんな新しいものに出会えるのかと驚きました。鷹虎が強い…展開も重めですがきっと鷹虎がなんとかしてくれる…!攻めの鷹虎ある意味これはスパダリなんですかね…続きが気になります。