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読ませる力が半端でない文芸小説の最終話。閨での出来事も会話を交え、多くを読者の想像に任せることでBL小説の多数派と一線を画す作品。サラサラと読み進むわけにはいかず、かと言って翌日までお預けにすることもできず、睡眠を削ってはのめり込んでしまいました。東堂の母と塔野の母との対比が特に際立つ一方で、互いに欠けるものを補い合いながら、共有する部分を育み、知人、同僚などを招いての祝賀の集いを開くまでに至る。ようやく辿り着いたここから、先の長い日々が続くのでしょうが、それもまた良きかと。是非。
完結・・・完結かあ・・・さみしいけれど仕方ないかな。周りも大分片付いたし(酷いw)。二人の関係もそうだけど、酒と肴と文学論も好きでした。正直エスパー魔美は目からうろこのところもあったし。歳時記が出ているようなのでそちらも楽しみます。
ホント丸々1冊結婚に至るまでの儀式のお話しだったw報告した時のそれぞれの反応に対して2人の喜びと苦悩と...色々あるけどちゃんと前に進んでいけたお話し...楽しいだけじゃ終わらないのがこの2人で...でも読んで良かったです。ホント...ここまでにも色々あったなと感慨深くもありましたw
最終巻です。違和感なく納得できる終わりかたでした。私は伊集院宙人が好きなのでスピンオフをたくさん読みたいです。シリーズ物で順番がわかりにくいところが欠点かと思いますが、読んでいて嫌な気持ちがしないので5をつけました。このシリーズだけでなく、明るく楽しい伊集院宙人のスピンオフシリーズもぜひ読んで欲しいです。
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読ませる力が半端でない文芸小説の最終話。閨での出来事も会話を交え、多くを読者の想像に任せることでBL小説の多数派と一線を画す作品。サラサラと読み進むわけにはいかず、かと言って翌日までお預けにすることもできず、睡眠を削ってはのめり込んでしまいました。東堂の母と塔野の母との対比が特に際立つ一方で、互いに欠けるものを補い合いながら、共有する部分を育み、知人、同僚などを招いての祝賀の集いを開くまでに至る。ようやく辿り着いたここから、先の長い日々が続くのでしょうが、それもまた良きかと。是非。