レビュー一覧

作者さんの好みがこれでもかと詰まったお話でした（笑）画家さんも実に正しい人を選ばれてますね。偉いぞ出版社!

イラストの美麗さにうっかり購入…作者様！お腹いっぱいです(笑)最後迄読み切るには覚悟と根性が必要です。

好みが分かれる話かなと。筆者の趣味盛り沢山でお腹いっぱい。私は少し胸焼けがしました。合う人、執着攻め大好物な人には最高な話だと思います。溺愛攻めは好きですが、流石にそれが5人も居るとお腹いっぱい過ぎるし、神様ってそんなものかもしれませんが受け以外には全く興味もなく傍若無人。果たしてこれは本当に受けは幸せなんだろうか？と読みながら疑問に思ってしまいました。とは言え筆力もあり、構成もしっかりしているので読み応えはありますし、読み難い点もなく。ただ好みの問題かなと思います。お腹いっぱい過ぎて濡れ場を飛ばしてしまったぐらい、エロいシーンだらけです。

極楽あると…が面白く先生の作品に興味をもちこちらを拝読しました。前半550ページくらいは霞がかったようなもやもやした甘い不安感を抱かされ続け、そのあと千年前の真実で涙させられ、たかと思いきや神のおぞましさおそろしさにぞっとさせられました。ハピエンだと思いますが神の執念、メリバのような。妃4人がただの分身ではなくどんどん自我が育ってくれたらいいですね。淡々としたエロシーンが多く前半で挫折しそうでしたが最後まで読んでそのもやもやに意味があったんだな秀逸な構成だなと読後感に浸りながら先生のあとがき読んだら笑っちゃいました。

攻めの愛が凄いです。千年かけて受けのための国を作り、受けが転生するのを待ちつつ、受けを殺した王族に復讐する攻め。ネタバレ読んでから読みましたが、それでも「ええー！」となるし、先が気になって一気読みしました。エロが半分くらいあるのに、ストーリーもしっかりあって、四人の妃の中に神様がいるんでしょ。なんて安易に思ってたら！怖いと書いてる方が多いですが、ホラー映画の怖いじゃなく、神の怒りと愛と執着と身勝手さの意味ですので、ホラーが苦手でもOK です。受けを苛めていた存在や、受けの妃を奪おうとした存在には神罰が下るのです。神は愛した存在以外はどうでも良いのです。って、この作家さんの他の作品も同じかも。作家さんに惚れました！コメントで「あの夏から…読み直す」などあったのは、神様同士が似た境遇で友達になったからで、別に本作には関係してないです。が、読みます！

作者様買いです。笠井あゆみさんのイラストがとても素敵でした。お話もやっとこういう事だったのかぁ～と色々な附箋を回収して理解できました。受けが健気で可愛かった✨