レビュー一覧

すごくニッチな作品で、読む人がすごく限定されると思う。何せ化物が受け。攻めは人間のため、いくら愛しくても生理的嫌悪が否応なく出てしまう。粘着性のある体とか触手、目玉大量、、、そんな描写が頻回と書かれてあって、イメージしやすいので想像しちゃうと、飲食しながらは読めないかな。トライポフォビアの方は要注意。なのに、化物が純粋で可愛くて。さらに化物は体液無味無臭なので、そうなってくると私的には全然あり。純愛というか愛しさがあふれるというか、、、私はすごくはまったし何ならちょっと泣いた。エロシーンもグロシーンにもちょっと興奮。新しい扉というか、こっちもいけた、という性癖再発見。輪廻転生とかの設定も好みがわかれるでしょうから、是非、と強くはオススメできませんが、私は作家さんの文才に心酔。紙媒体で欲しい。

醜い化物と人間の長きに渡る恋物語、とても不思議な読後感。人間の美しさと身勝手で醜い部分が前面に出ていた。化物の方がただ真っ直ぐに純粋に人を愛している、なんとも皮肉な世界観。『先生』の選択はとても身勝手。今までの時間は幸せでも、最期は自己満足だったように思う。『めぐる』は化物を彼自身の考えと愛で愛した。『彼』だけどそうじゃない、というのを化物もわかっていたから名乗る名前を変えたのかな。そんな考察を考えるのも楽しかった。目を覆いたくなるような虐待やグロテスクなシーンもあるし、異形と交わうので好みはわかれそう。私は不思議と嫌悪感はなくて、世界観に惹かれて一気に読んでしまった。

無料サンプルを読んで惹かれつつも怖かったのでレンタルで。怖くても読んで良かった。チカが愛おしい。最後の2人は至福の中を永遠に漂うのでしょう。こんな幸せ、なかなかないのかもしれません。沢山の人に読んでもらいたいです。

切なく、感動もあり。最初は無理かもと思ったけど、レビューをみてレンタルしてみました。レビューどおり好みが凄く別れる作品です。内容は見ていくうちにどんどん引き込まれてあっというまに見終わりました。バケモノが子供のように純粋で可愛らしもあり、みていて可愛く思えるシーンもあれば、後半の攻め死亡シーンから輪廻転生の双子のストーリーは涙がとまりませんでした。小説の表紙のイラストだけでみる見ないを判断すべきではないです。