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隣の芝は青く、逃がした魚は大きい。手に入れたモノより手に入らなかったモノはどうしてこうも魅力的なのか…「初恋の沼」を雰囲気たっぷりに。幸せの青い鳥が姿を見せるのは籠の扉が開かれた時。あのシリーズをまとめて読めるとは思いませんでした。足掛け7年。さすがに絵は変遷しますが、徐々にたおやかになる筆致は、ちひろの心の変遷に連動しているようにも見えます。話が続く程に短編の輝きが失われていく気もするけれど…それでも2度目の食玩にはぎゅっとなりました。ラストをじんわり味わっていたら『恋の分量』で再びピリッと。これぞ短編の切れ味。
大ファンです。なんかボーっと生きてる流される系のちひろちゃんのお話はバラ売りも持ってます。ハッピーエンドで嬉しいです。一緒に収録されてた恋の分量のカップルが気になる。病んでる系の先生らしさ爆発。こちらのカップルのフォローもお願いします。
浮気の話って地雷な時もあるからどうかなと思ったけど、そんなに嫌悪感なかったです。でも律もちひろもダメ男すぎて、ゆうやがかわいそう。ゆうや、良い奴すぎる。ゆうやが一番幸せになるべき。でも不思議とちひろを応援してしまった。淡々としててぐっとくるとかはなかったけど、おかげで嫌悪感なく感情の機微を感じながら読めたのだと思う。
好きな作家さんの一人だったのでサンプル読んで即ポチリました。普段は短編とかはスルーしてるんだけど、どっちも読みごたえあり正解でした。ちょっと切なくて病みな感じがよりエロさを引き立てて良かったですww
以前の作者作品に同じくバーを舞台にした恋模様があり、その時の外野が悪目立ちしててうんざりしたら読むのをやめた。今回はそこまでの主張はなく、主人公たちで話が回せていたが、どうにもヒトの心が分からんふたりだなぁという印象。見た目の良さだけで世間を渡ってきたアラサーなのか?一応の決着が付いて良かった。でも、言葉足らずで推測も推察も、推量も忖度もできないふたりだからまたすれ違いそうだなぁ。推しはかることの出来ないバーテンダーの笑顔が儚くてフランス映画のようでした。カップリングは、ノンセクシュアルの彼に普通に恋をしてしまったオトコの苦悩。ゲイならそれでいい、と大雑把に割ると精神がおかしくなるだろうなぁ。闇しかその先にない。セクシャリティの違いについて考えさせる良作でした。
まわり道が多くて、誰かを傷つけて…。なんてワガママな人たちなんだろうって思ったけど、それでも自分の気持ちって、そんなに簡単に理解出来るもんでもないから、それを真っ直ぐに表して生きてる彼らが本当に痛くて愛しすぎる物語だった。本編でたくさんイライラさせられた(いい意味で使ってる)のに、描き下ろしで簡単に幸せな気持ちになったあたり、私がチョロいのか…作者がすごいのか…。
めちゃくちゃよかった!でも、短編を入れるくらいなら本編の甘々な2人をもっと堪能したかったです。絵も綺麗ですし…ストーリーも刹那的で、ガラス細工のような儚さがあって好きでした。
分冊も持ってます。が、書き下ろしがどうしても見たくて。2ペイジが2つですが、それはそれは、今後ますます愛が深まり続く事を感じられる本編とは真逆の、ホッコリさんでした。満たされました。
そうでした、ふわっとセンチメンタルでロマンティックな作風の先生でした。繊細に揺れ動く心模様に、エロまみれになった今の自分を反省。
2カプの話が入ってます。どちらも拗らせすぎて、噛み合ってない人達の話でした。
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隣の芝は青く、逃がした魚は大きい。手に入れたモノより手に入らなかったモノはどうしてこうも魅力的なのか…「初恋の沼」を雰囲気たっぷりに。幸せの青い鳥が姿を見せるのは籠の扉が開かれた時。あのシリーズをまとめて読めるとは思いませんでした。足掛け7年。さすがに絵は変遷しますが、徐々にたおやかになる筆致は、ちひろの心の変遷に連動しているようにも見えます。話が続く程に短編の輝きが失われていく気もするけれど…それでも2度目の食玩にはぎゅっとなりました。ラストをじんわり味わっていたら『恋の分量』で再びピリッと。これぞ短編の切れ味。