レビュー一覧

忠実な騎士に陰のある王子の物語ですが…物語の進行として舞台裏でいろいろ複雑に動いているようなのですが，それが読者には見て取れないので唐突感があります。それぞれに事件やら登場人物を表面上でしか見せてくれないので，あっけなく終わってしまいました。王子の生い立ちが波乱万丈なのに，騎士ともどもに味つけが薄いというか，もっとプロットを詰めて深く書けば面白いと思うんだけどなぁ。追いかけてきた黒髪の元従者？伯女医さんなどの脇キャラも味がありそうなのに，チョイ出でもったいないです。この作家さんの「イノセントの剥製」からの久しぶりの作品でしたが，イノセントの方が面白いな。こっちは盛り上がりませんでした。

たいした山場もどんでん返しもなく、たんたんとよくあるストーリー展開でした。公爵の執着が垣間見えるだけでこちらの想像に任せます的なの不親切。さらに母親の話、父王や兄、叔父との距離もわからず、クーデター経緯やシオンの立ち位置も所々の台詞から、こちらも想像任せます的。お姉さんのための裏切りかもだけど病弱な姉を六年放置、さらに御都合合わせの姉手紙など、国や裏切りなど姉なのための所業があっさり自由になりますとかなるのどうなのか。あと黒髪騎士、印象ありだったわりに名前でないし、そもそも王子迎えにきて明日でオッケーですと護衛置かんの？色々と不自然、つっこむほどでもなく、読んでいて入り込めない。さらにシオンとフェイの恋心もイマイチ盛り上がりない。一巻で集約しなくてはならないのはわかるが、ならば、公爵や黒髪騎士の存在は多少削ってもつながったかと。絵柄も綺麗系ではあるが、顔の角度や表情がイマイチ。上からの構図もビミョー。自分にとっては価格に見合わず。レンタル設定にしたほうがよいかと思う。。

設定は好きなんですが…なんだかちょっと暗い。もうすこし甘々なところも見たかったです。

１巻完結のためか、話がダイジェストで進む感じです。騎士の背景とか葛藤とかもっと掘り下げて欲しかったかな。設定とかキャラが好みだったので、余計にもったいなく感じました。

初めての作者様でした。 うーん… 表紙と設定に惹かれたのですが、早足で駆け抜けた感じです。 じっくり読めば面白いとは思うのですが、圧倒的にページ数が足りないのと…読み手側の理解力が試されます。 重要な国の名前やキャラの名前も何かフワッとしていて、私は「あれ？この名前何だっけ？」と何回かあってページを読み返しながら読みました。 設定の内容はいいのに勿体ない…

良くオススメにも出てくるしチケも安くなっていましたが評価が低いのでどうしようか迷ってました。この評価はみなさんの平均なんですが納得することが多いですね、私感覚だは星3.4くらいなんです。騎士と王子は好きなんですが元々そばにいてくれた騎士のことが好きで？反乱があって一緒に逃げてきて、たぶんお母さんのことが好きだった叔父に助けられ閉じ込められそうになって火事で逃げてってなんだか色々起こってるわりにわかりにく。そして騎士のことそんな好きだったの？？？って驚いたりちょっとわかりにくいし、とびとびになってる感じもありました。

王子がちょっと痛々しいんだけど。それにしても、この王子、ちょっと反抗的すぎるというか。最後の方は、こうなるしかないのかなあっと、ちょっとかわいそうなままな気がするんだけどね。

ストーリーの設定も展開も面白くなかった。読み返しなしだな。

うーん。なんか、もやっとして、スッキリしない。

作家さん買いです！王子と従者のお話は好きなんですが。。兄の謀反は？とか、逃げた先の公爵のその後は？とか、迎えに来たお話の続きは？とか、お話として中途半端な部分が残ってしまってちょっと残念です。裏切り者であった従者と仲睦まじく暮らしていてハッピーエンドではあるけど、どうなったんだろう。。がいくつも残りました。