レビュー一覧

面倒見がよくて頼られる里見と、明るくてイケメンの野々原。ノリが良くて人気者なところが似てると言われたことから、お互い気になり、野々原の方から告白、という導入。嬉しくてすぐに野々原を受け入れるも（いきなりキスしたのにはびっくり）、頼られてる姿に憧れると言われ、実は頼られることを負担に思っていたことから、それは本当の自分では無い、と野々原を振ってしまう里見。。。まわりに「すっごくバカ」（←さすがにコレは酷過ぎでは？）とまで言われている野々原が、映画を観たりして里見と過ごすことにより、アルジャーノンに花束を状態になり、過去、周辺、自分のことが見えてきて、今度は里見に告白をされるも、里見が好きなのは本当の自分では無い、と里見を振ってしまう。。。作品タイトルはお互いの想いだったのね。意外にも深い話にのめり込んでしまい、一緒になって何度も泣いてしまった。辛い時にまわりが助けてくれたことは、正に情けは人の為ならず、だなぁと。2人が初めて目が合った時のお互い目線のエピソードがとても素敵だった。里見が寝てる間にいっぱいちゅーした話も可愛過ぎた。描き下ろしの「野々原帰省を兼ねた里見組・野々原組合同旅行」も可愛い話だった。みんないるのに旅館で浴衣で盛ってしまうとか笑。とても良い話だったんだけど、同性同士の恋愛の葛藤が皆無で、まわりも普通に受け入れてて。更には里見を好きだと言ってくる男友達まで。そんな世界って素敵だけど、ちょっとリアリティに欠けるかなと。あと、さすがにちょっと泣き過ぎ？とも思ってしまった。重要な場面では良いんだけどね。あと、何かしてほしいことがあるか聞いてきた野々原に、えっちがしたいと返した里見にはぶっ飛んだ。ちょっと斜め上行き過ぎでは？？

その人のイメージって勝手に周りが思い込んでしまいますが、実は誰にも言えないけどその人なりに辛い思いもして…面識がない人に本当の自分じゃないところが好きと言われたらなかなか初めは付き合うの躊躇っちゃいますよね…でも逆にそれは自分自身にも言えることで…100%その人を理解するってできないできないですがその人には見せられなかったものをみせてもそれを含めてその人自身を好きになれるって素敵ですね！

やさしいお話だったなあ。。。ふたりとも素直でかわいい！周りの友達もいい仲間でした。読後、暖かい気持ちになれました。

前半は受け、後半は攻めがそれぞれ思い悩んでいて、お互い好き合っているのにもかかわらず、付き合うまで紆余曲折。非常に個人的な感想かもしれませんが、それぞれの悩みの原因にいまいち共感しづらいというか、感情移入しづらく……どちらのキャラクターも読者である自分からかけ離れた性格をしているからなのか、展開が急だから（主に後半？）なのか。受けは度々開眼しますので、過激派な糸目好きには注意です。

人前で見せてる性格と内面の性格が違う事に悩む主人公でしたが、相談されるのも全部主人公が優しいからだなぁと思いました。男子大学生が悩みながらもお互いに寄り添い合うところがよかったです。

作者さん買いで、買ってみました。男子大学生二人がモダモダしているのが可愛くて、とっても良かったです。

作者さん買いです。もー今作もほっこり幸せな気持ちで読了。優しい二人と優しい人たちに癒やされました。仲良しな二人をずっと見ていたいです。

2人とも普段の自分と本当の自分の違いに悩んでて、それを解決(?)するにはお互いのことが必要で､､､出会うべき2人だったのかもしれませんね。