まずは一巻だけ読ませていただいた感想。面白かったです！題材としては昔からある双子すり替えもの。それでも表現が秀逸。そっくりな顔を描きながら、僅かな目の表情で二人の主人公を描き分けてしまうのが凄い。今のところ姉・真理絵の視点で物語は進んでおり、妹・由梨絵は謎めいたキャラクター。セオリー通りなら今後、由梨絵の過去が暴かれていくはずですが、その展開を楽しみにしています。暴かれた後の姉妹の行方も興味津々。ともかく二人の主人公、共に魅力的です。ただしウエットな感情的ドロドロがお嫌いな方は止めといた方が良い。かなり人間臭い生々しさがあります。私はそこが好き！

2巻まで、5巻まで、7巻までの三部構成です。2巻まで読むと面白くて続きを読みたくなりますが、3巻からは飽きます。ヒロインがひたすら正しく清く、周りの人が常に間違っていて、ヒロインが次々登場する「間違ってる人」に説教をかましまくり、周りの人がヒロインの人となりや生き方に「へへーっ」って感心して感化されてゆき、周りの人からヒロインがひたすら賛美されまくるという、王道昼ドラというか昔風の漫画というか、そういうストーリーです。時代を考えると、ストーカーの走りみたいのが登場するストーリーは、当時は新しかったのかも。ヒロインが何もしなくてもイケメン男性から次々もてまくり、恋い焦がれられストーカーされ、女優、人格賛美、家庭、世間の脚光などなどを手にいれてゆくストーリーは、家庭に縛り付けられている主婦の方にはウケるストーリーなのかもと、ふと読んでて思いました。個人的には、読むならヒロインが双子の妹に人生を乗っ取られそうになる2巻まででいいかな。

登場人物に表情が無い。一昔前のありがちなストーリー。続きを読みたいと思えませんでした。

読んでいてイライラする無料だけど、最後まで読めなかった

最初の方は双子同士のシリアスなお話だったけどどんどん違う方へ脱線していきます最初の路線で終わらせてれば傑作でした

瓜二つの双子の片方に、それまでの人生を乗っ取られるようなストーリーなんだろうなあ…と序盤から伏線的な描写が多く、展開が確信できる頃にはどっちがどっちか解らなくなり、けっきょく途中で読むのをやめてしまいました(´д｀;)疲双子だから仕方ないけど、もう少しキャラが解る特徴が欲しい。登場人物がごっちゃになりやすい割に、ストーリーは分かりやす過ぎるというかありふれているというか、うーん…。ボリューミーなページ数がちっとも嬉しくならなかったです、残念。

運命に惑わされながらも女優として信念を持ち、女としても母としても美しく生きる主人公を見届けたくて最終巻まで読みました！ストーリーは波瀾万丈で飽きさせず、とにかく画力が素晴らしいので惹き込まれます。

ありがちな設定かなーと思いました。双子モノ、入れ替わりモノ。ちょっとドロドロと読んでて疲れるかも。

この作者のヒロインは美人で才女で薄幸と定番な印象ですが、ついつい読んでしまいます。でも『面白い』部分が明文化できないので、星３つで