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コミカライズが気に入ったので、原作にも手を伸ばしました。原作の方がより淡々と進行する印象です。通常、コミカライズでは省略されていた細部が読めるので原作を読むのは好きなのですが、今作に関してはコミカライズの方がメリハリが効いていて、視覚情報での表現がより向いているように思えました。それはやはり「獣人」という視覚に訴える特徴が大きいモチーフのためでしょうか。逆に、お話のキーアイテムである食べ物に関しては、食材や作り方の描写が、小説の方がより想像の自由度があって楽しめました。どちらにしても爽快な読み心地で、極端な悪意に煩わされる事ないのが、正月休みにはぴったりでした。出て来るキャラクターも、ヒロイン母国の家族と王族の一人を除けば主役脇役を問わず気持ちの良い人々で、個々の出番が少ないのが勿体無いくらいでした。その点でも、(この人をもうちょっと知りたい)と焦れる読者の痒い所に手が届くような、一部の脇キャラを膨らませてくれるコミカライズの脚色の上手さが光っています。とは言え、特にヒーローに関しては、優しさと真っ直ぐさに加え、邪気の無いキラキラした眼差しを彷彿とさせる描写がとても好ましいものでした。腐らず逞しく、同時に思いやりを忘れないヒロインの持ち合わせる思慮深さと思い切りの良さ、そして故国の神殿の仲間たちとの絆とエピソードが微笑ましくて、精一杯頑張って意地悪をする獣人たちの善良さと併せてとても魅力的です。評価はかなり迷いましたが、5寄りの星4つです。ドラマティックな展開よりも、日常生活の中の冒険やワクワク感を求める読者にお薦めします。
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コミカライズが気に入ったので、原作にも手を伸ばしました。原作の方がより淡々と進行する印象です。通常、コミカライズでは省略されていた細部が読めるので原作を読むのは好きなのですが、今作に関してはコミカライズの方がメリハリが効いていて、視覚情報での表現がより向いているように思えました。それはやはり「獣人」という視覚に訴える特徴が大きいモチーフのためでしょうか。逆に、お話のキーアイテムである食べ物に関しては、食材や作り方の描写が、小説の方がより想像の自由度があって楽しめました。どちらにしても爽快な読み心地で、極端な悪意に煩わされる事ないのが、正月休みにはぴったりでした。出て来るキャラクターも、ヒロイン母国の家族と王族の一人を除けば主役脇役を問わず気持ちの良い人々で、個々の出番が少ないのが勿体無いくらいでした。その点でも、(この人をもうちょっと知りたい)と焦れる読者の痒い所に手が届くような、一部の脇キャラを膨らませてくれるコミカライズの脚色の上手さが光っています。とは言え、特にヒーローに関しては、優しさと真っ直ぐさに加え、邪気の無いキラキラした眼差しを彷彿とさせる描写がとても好ましいものでした。腐らず逞しく、同時に思いやりを忘れないヒロインの持ち合わせる思慮深さと思い切りの良さ、そして故国の神殿の仲間たちとの絆とエピソードが微笑ましくて、精一杯頑張って意地悪をする獣人たちの善良さと併せてとても魅力的です。評価はかなり迷いましたが、5寄りの星4つです。ドラマティックな展開よりも、日常生活の中の冒険やワクワク感を求める読者にお薦めします。