レビュー一覧

親ガチャなんて言葉で片付けられる物ではない。作中で「産んではいけない人に限って」という言葉が出てきた。負の連鎖って何であるのだろうか…

もう１つの別作品の「子供を。。」がとても読み応えがあり、考えさせられる内容だったので、今回もこの本を読んでみました。今度は子供サイドからの話、とても辛い話でしたが一気に読んでしまいました。

おそらく実際に起こったことはこれ以上だと思いますよ。だって、この子達は生きているんだもの。まあでも生きる方が辛いこともあるだろうけど。

とにかくキツい。この世の地獄がそこにある。子供達には人並みの幸せを感じてほしい

虐待を受けた人が苦しみながらまた下の世代を虐待する。普通の生活や愛を与えてもらえなかった人たちの悲劇が、実際に虐げられた期間よりずっと深く長くつづくことのかなしさを異常行動を繰り返してしまう女の子に感じました。

本当にあった話だと思うと悲しくなりますが、続きが気になります。ただ700ポイントはけっこう高いなと思いました。

お試しで読んで続きが気になったので購入しました。内容としては、気持ちがズドーンとなりましたが、こんなことが実際に起きているんだと勉強にもなりました。ただ、この内容で700ポイントは高かったです。レンタルもなく、損した気持ちになりました。

リアルなストーリで一気に読み切りました。続刊を心待ちにしております。

現実の話なので、切ないなんていう言葉では片付けられない、大人への課題が託された作品でした。

親に愛されるべきところを虐待されて、それでも親に会いたいと思う子供と、子供を愛せない親がいる。施設にいるのはそんな中でもひどい状態の子供で、多分愛されていない子供も、愛しているつもりになっている親もそこら辺にいっぱいいるのではないだろうか。