レビュー一覧

レンタルで読みました。とても可愛いお話しでした。あっさりと読み終わった感じです。

思ったとおりに安心のハッピーエンドでした。特に危険な事や酷い事は起こらなかったので良かったです。

よくある転生もの。ある本の物語に出てくる性悪貴族の子っていう設定。今ではありふれた設定なのにオメガバースっていうのが面白い。αの溺愛ぶりがすごくてストーリー通りに殺されないように頑張るΩが可愛い。嫌な人物も登場するけど結果オーライです。

義兄弟、溺愛の話しが読みたかったので大満足です。

攻めがとにかく一途です。それが良かったし面白かった。レンタルがあるのも良かった。

王太子が持て得る限りの権力を行使しようと思えばできたのに、それはせずに長年見守り続けてプロポーズして玉砕したという点においてはとても誠実であったと思う。父王の力を使って婚約しようとした点や多少卑怯な手を使った面もあるかもしれないけれど、恋とはそういうものなのでそれが悪いとは全く思わなかった。むしろ、優しいなぁ、こんなことで王になれるのか心配だなぁと感じた。まぁ、正妃が支えるだろうから問題はないんだろうけど。ただ、主人公の大事にしているものを理解はしていても信じてあげることができなかったという部分が義弟とは違っていたのかもしれない。きっと王太子を主人公が選んだとしても、幸せにはなれただろうけど、そうするときっとあの義弟は不幸になるんだろうな。義弟は主人公しか愛せないだろうから。なので、この物語は義弟が幸せになれるトゥルーエンドの物語だと思う。みんなそれぞれの幸せを大事にできる物語だな。良き良き。

よくある内容だけど、私的に兄弟ものってだけで萌える。甘々年下攻めで、お父様が味方なのも良い。受けがツラいのは自分が落ち込んでる時は悲しいから。ひたすら幸せに読みたい時にオススメします。

溺愛義弟αと転生義兄Ωの話。まずプロローグから惹かれてしまい、こんな傍若無人なスタートありかと驚いた。主人公が記憶を取り戻してからは、領地や家族の為に尽くす姿は強く愛らしい。そんな彼の変化に気付くセオドアの嗅覚と勘には驚かされた。そこから主人公に対して溺愛と執着ぶりを発揮するが、どんな高貴な人やどんな場所であろうと暴走するセオドアには脱帽。頭が上がらない。彼らを貶めようとする存在はいても救いはあるし、両親を含め優しく温かい人たちが多いので苦しさはなく読めた。最初レンタルだったが、また読み返したくなる気がして最終的に購入。後悔はない作品。

溺愛の一言、みんな良い人ばかり。すべてがうまくすすんでいくのでそこがわたし的には物足りなさもあり。

転生の総受溺愛ですねーーかわいい執着に、ニヤついてしまう