レビュー一覧

ストーリーがしっかりしていてどきどきしながら読みました。敵役も嫌なだけでなく同情できて、もの悲しいけれど後味の悪くない話でした。Hシーンもあります。

時代背景や用語等よく練られた素晴らしい作品です。病みBL特集で見つけて48時間→無期限購入しました。読んでいて辛かった。細かく言うと、四角関係でもありますね。時代も時代なので、どの関係も複雑。攻めはひたむきに一途に受けを愛し、受けは亡くなった想い人(姉の旦那)と攻めを重ねながら好きになっていく、当て馬であろう兄は家族愛に飢えながら弟(受け)を折檻・凌辱している…という複雑さ。攻めは草間さかえさんの「やぎさん郵便」や「真昼の恋」に登場する攻めととてもよく似たキャラクター性。受けは姉の旦那を奪って肉体関係まで持ち、最終的に心中しようと試みて相手は死亡、自分だけが助けられるという禁断的な過去を持つ。兄×受けのエロシーンがあります。上手くまとまりはしましたが、攻め×受けのエロシーンはなく、受けは想い人を忘れられないという点に関しては納得いきません。受けが、その想い人を超えて攻めを愛する事はないんだろうなと思います。

評価に0.5が欲しいところ。個人的には4.5です（5は滅多につけないんですすみません）。絵柄はちょっとクセがあったりしますが、黒髪長髪のキャラが大好きなので、最初から最後まで楽しめました。綺麗な男性は見てて楽しいです（＾∀＾*）。1巻まるごとタイトルのストーリーで話はとてもよく纏まっていました。満足。強いて言うなら、にうさんにあまり男らしさを感じられなかった…のが残念と言いますか（精神は確実にオネエだと思う）。中性的で女子寄りな男性好きな方にはいいと思いますが、この辺は個人の萌えツボの相違なので軽い個人の感想程度に。

レビュー数が少なかったので、ちょっと不安でしたが、昼ドラのような、耽美でロマンチックな良い作品でした。大正時代頃の設定だと思います。籠の鳥（監禁）、怪我（包帯グルグル）、背徳、ややショタなどが苦手でなければお勧めです。病みBL特集で見つけ、タイトル、表紙、絵の雰囲気からして、さぞや後味の悪い作品だろうと思っていましたが、まさかの爽やかなハッピーエンドなのも、個人的には良かったです。

妖艶な魅力があるキャラに惹かれて購入しました、独特の絵柄は好き嫌いあるかもしれません、読んでいるうちに慣れてきました、途中からハラハラしてきてどうなるんだろうと心配になりました、樹一郎が一途で丹生に惹かれていくたびに強くなっていってる気がして、ああ好きなんだなぁとキュンとします、少し兄貴が可哀想だなと思った、あの親父さんに今後どう説明していくのか、余計な心配しちゃいますね（笑）でも樹一郎ならバシッと言っちゃいそうな感じ、なんにせよハピエンで良かったです。

大正ロマンが満喫できる味わい深い作品でした。お話はドロドロしているのに、主人公たちの目が純粋で綺麗で、救われました。あと、時代描写もしっかりしていて、女遊びをする金持ちのボンボンや、カフェの女給など、さりげない会話が深みを与えています。話の重さ暗さも和らぎました。それにしても、黒須家のお姉様の婚約者、どこぞの身分高き方ですが、ロリコンだったんですね…。どなたかも言われていますが、途中では、こんな結末は想像できませんでした。でも、もう少し、幸せな2人の余韻を楽しみたかったなぁ。

初めは少し読みにくいのかな、、なんて思いながら読み始めましたが、そんな事は全然無くサクサクと読み進めました。これは映画でも見ているかのような作品。思わずレビューしたくなりました。

懐かしい作品です。絵柄も話もむかしって感じでした。

仄暗い内容で、デッサンが所々変になってるところはありますが、絵柄と二人の純粋だなと思わせる澄んだ瞳が好き。他のレビューでハピエンだと知って安心して読んでみました。内容に胸打たれる程グッときたりしませんが、絵の雰囲気？作品の世界観かな、大好き！…とはいかないまでも何かよかったなー。って感じました。そして、やはり二人の澄んだ瞳が作品を暗くし過ぎることを感じさせないのかな…印象的。読後あの瞳が焼き付いて離れない。素敵。48時間レンタル3チケでしたけど、あのピュアな瞳を見たくなったら、また借りようかな。

純愛と狂愛でしたね。途中ドロドロしますが、最後がハッピーエンドだったので、すっきりと追われました。読み応えありましたよ！！