レビュー一覧

強引＆一直線はシークものの醍醐味……。でも最後の喧嘩でシークがヒロインに投げた言葉はどうしても許せません。ヒロインが許しても許せません。このシークは私的には『ギリギリアウト』でした。

原作の方がもっともっと甘いのですが、コミックとしてはとても上手くまとめていると思います。できれば両方読んでイメージを重ねると本当に甘〜い・・・キュンとしてきます。「さらう」と言う言葉がこんな風に切なくなるのは、初めてでした。

傲慢シークが謝罪する姿Loveの方には合うと思いますが、スッキリしたストーリーが好きな人には合わないかもです。ヒロイン厳しい出生のため「愛を求めるけれど誰も愛してくれない」。ヒロインは傲慢に愛を求めるわけでもなく、ただ真面目に仕事をし、真剣に愛しているだけなのに。4年前ヒロインが別れを切り出した理由も悲しいです。ただね、理由を伝えられず別れだけを切り出されたらヒーローとしては捨てられたと思うのだろうな。ヒロインに理由を伝える優しさくらいは欲しかった。そこだけはヒロインにも問題があったのでは？と思います。その膿がヒーローの「本当の妻ではない」発言に繋がってしまったのかな。最後のハッピーエンドより切なさが勝ってしまい苦しいです。再読は良いかな。一つ気になることが。謀ったヒロイン義姉はどうなったのだろう。ちなみにそう育ててしまったヒロイン義父も。考えなしのヒロイン義姉は軽く見ているようですが、ヒーローはシークだし奥様の問題は国際問題でしょ。ここまで大それたことをしたのだから無罪放免とかないよね。まあ、ヒロインが幸せになる姿が一番の復讐かしら。

面白く読んでいたのですが、最後の場面がモヤっとして、納得できませんでした。

絵が素敵なので星３つにしました。実の母親からも育ての親戚家族からも、愛されない、要らない子供と虐待されていたヒロインに対して、激昂したシークは夫しては言ってはいけない暴言でヒロインを絶望の底に突き落としました。その時のヒロインの表情、真崎先生はこういう薄幸の哀しい女性がとても上手です。ヒロインが虐待されていたと知っているのに、悪意100%の従姉の手紙を信じてしまったシークの設定が不満でした。

切ないけど、素敵でした。意地っ張りのヒーローと純粋なヒロイン。そこに意地悪な魔女ならぬ、意地悪な姉。男ってどうしてあんなつまらない罠に引っかかるのか…。ハッピーエンドバンザイ！

絵柄と内容が合っています。最初はかなり引き込まれる展開だったのですが、後半があっけなく、しり切れとんぼ状態に感じました。

確かに原作のヒーローとイメージが違いますね。それに、別にさらわれてません。自らシークのもとに戻るんですよ

当時18のヒロインには重すぎるでしょう。ハーレのシークヒーローはキツイなあ。ヒロインの仕事を理解してくれるのはいいけど、そんな簡単にいくんだろうか。ヒロイン義姉はあのあとどうなった?説明が少なくて残念。

傲慢シークと若いヒロインが今度こそ幸せになってよかったです