レビュー一覧

かなり前に出版されたものですが、絵が綺麗で続き物になってます。お話もしっかりしてて読み応えたっぷりです。主人公は見た目中性的で綺麗だけど性格が男前です。と思ったら意外にもが心が繊細でもの想いにふけた時の表情はドキリとしちゃいました…。気になりすぎて続きは書籍で購入してしまいました！

2巻まで読みましたが、主人公・蘇芳に一途さ、誠実さがなく、染匠や姉婿など登場人物にゲスが多くてモヤモヤした気持ちになる作品でした。近親婚を繰り返し、近親相姦の呪いに囚われた一族の血を引く蘇芳たち兄弟。外の血を入れることで、逃れようとしてきた母・紅丸ですが、その意に反し息子たちは年齢を重ねるにつれ惹かれあっていきます。特に長男・蘇芳が重症。闇を抱えた蘇芳ですが、一応、奔放に遊び歩くことで、運命に抗おうとします。それも含め、とにかく蘇芳が優柔不断、ただのド淫乱で共感できませんでした。奉公先のお稚児趣味の師匠に仕込まれて以来、その後の師匠や姉婿、その他複数人のパトロンとも関係を持ちます。最初は本人が望んでそういう性癖になったのではないにしても、一途に兄を想う丁子、巻き込まれた五道、どちらにも不誠実過ぎて不愉快でした。1巻の段階では、ただ単純に蘇芳×五道、丁子×岩吾の恋の話だと期待していただけに、2巻の暗い過去話でひいてしまいました。ごめんなさい、正直私には何でこんなに評価が高いのかわかりません。

びっくりした。むちゃくちゃ面白いじゃないですか。人気があって、レビューも高評価で、お気に入りにはしていたんですが、サンプルにあまり惹かれなくて放置してました。1巻1チケになってたから、丁度チケ余ってるし…ぐらいの気持ちでレンタル。も～ありえない。一気に5巻とも無期限で購入しちゃった…。皆さん、この漫画、絵が本当～にうまくて、お話のクオリティが半端じゃないです。これ、表紙とサンプルだけじゃ絶対わかんないです！（笑）濡れ場は最高にセクシーで、今やこのビッチキャラの兄が本当に愛しくて仕方ないです。キャラがみんないい。ちょっとでも迷っている方、サンプルだけじゃなくて、是非！1巻だけ借りてみて下さい！本当に！（笑）

毎週入荷を楽しみにした作品は初めてです。まず好きだなーと思ったのは絵！上手いのは当然ながら、迷いのないきれいな線で人物の描き分けがしっかりできており同じ顔の人がいません。美形兄弟に絡んでくる二人も男前で、なんと言っても裸絵がかっこよく美しく目の保養♪キャラは皆個性的で癖があります。主人公のスオウは見た目超美人なのに言動が男らしいのが良かった。べらんめえ口調(笑)設定は異色てんこもりで兄弟同士とかもあり。そのわりにキャラ達が妙に現実的な態度や台詞で重苦しくなく、本当に楽しく読めました。私は何だかんだで弟×兄が一番好きでしたが。後書きで作者さんが述べているようにかなり長いこと主要人物達はすれ違いの連続です。最終巻どう収まるのか不安でしたが、あーいうまとまり方は漫画っぽいな~wと思う反面、ハピエンで良かった！！最後に出てきた店員さんが誰なのか？気になりますね…！サンプルで苦手な感じがなければ是非読んでほしいです(*^^*)

読み終わりました。一巻を買った時には、まさかこんなにも充実した最終巻が迎えられるとは思いませんでした。まず、一巻の表紙の質素な感じというか物足りなさのようなものは、中身を読むと吹っ飛んでしまいます。中身はきちんと細かく背景まで描かれているし、時代ものだという点を存分に味わえます。お話しの作りこみも丁寧ですし、それぞれのキャラ立ちもしっかりしています。なので、なんで表紙があんなにも簡素なんだと(笑)勿体なく感じてしまいます。お話しが進めば進むほど物語にのめりこめます。最終巻までにお金(総チケット代金)はかかりましたが、後悔は一切ないです。購入してよかったです。

主人公達家族の特殊性を説明するのに色々過去の経緯を明らかにする必要が物語の中で重要なのはわかるのですが、それでも兄ちゃんと少尉のラブをもっと見たかったです。だって結局ふたりのシーンは一巻の最後のキスと五巻の数ページのみの濡れ場だけなので…。とはいえキャンペーン中で一巻はチケット1、2ー5巻も48時間で借り、読み応えはありました。

大団円という言葉がまさにぴったり。とても面白いです。どこかで１巻を読んでそのままになってたのを今回一気読みしましたが、なぜ今までほっといたのか。。いや、巻数が多いからなんですけども。これ１巻や２巻ではわからない面白さかも。内容紹介にあるように出生の秘密にまつわる近親相姦の呪縛に囚われる兄弟と、彼らに深くかかわっていく赤鬼・黒鬼と言われる２人、主にこの４人のお話。兄は男を寄せ付ける美人、弟は兄のためなら何でもできる粘着質、赤鬼はカタブツ混血で超ヘタレ、黒鬼は遊郭の用心棒でバイ。彼らと周囲の人たちのキャラが立っていて、兄弟が近親相姦の呪縛からどのように抜け出していくのかがとにかく見ものです。兄弟の交わるシーンももちろんあるのですが(しかも５巻に至っても…)、その熱と意味の変化にはゾクッとします。つーかね、赤鬼があんなにヘタレじゃなければもっとすんなり収まるんですけどね！でもま２CPの成立のタイミングを考えれば仕方ない。最後まで気の抜けない話ですけど、大団円ですから読み返しも辛くない。っていうかむしろすぐまた読みたくなる話です。

和風なもので受が女々しすぎないものでエロも適度にあるもの、を探してレビューとサンプルを見て決めました。一気に二巻まで借りてしまいました…！いくつかの恋物語が混じります。・お堅い性分の攻×主人公の受の呉服屋の主人(男前気質だが弱い所も)・色街で金と地位をある程度持つ男×主人公の弟(呉服屋を手伝う/兄ちゃん大好き)・主人公→←主人公の弟主人公には色々生い立ちがあり、様々なトラウマを抱えています。二巻までには全て出切ってはいませんが気になるから最後まで読んでしまいそうです。エロは露骨な表現というより、雰囲気で読ませる感じです。絵が好みなら不満にはならないようなしっとりさを感じると思います。サンプルで大丈夫ならハマる可能性もあるのでそれだけ要注意！

まだ3巻までしか読んでないですが、面白い！ かっこいいデザインの着物と綺麗な男達。性格や心理描写、ルックスがそれぞれ個性的に描き分けられてて、ストーリーもしっかりしてて読み応えある！ 美形の近親縁者ばかりで構成された閉鎖的な村生まれの因縁ゆえ、どうしても惹かれ合ってしまう兄弟を中心に、背景が和と洋混在する大正時代。和装、洋装いいなぁ。それぞれの言葉遣いも好きです！

Ｈ度は高めですが、内容が読み応えがあり、６チケットもまったく無駄にならないくらい面白いです。昭和のレトロな雰囲気と、協会と呉服屋と、いろいろなテイストが混ざっていて設定もお洒落です。堅物で恋愛に不器用な少尉と、美人で中身が非常に漢らしいけど繊細な蘇芳の2人の展開が非常に気になります。