レビュー一覧

「魔法使いの娘」の続編です。お金の為に結局あれ程嫌がっていた陰陽師の道に進んだ初音…そんな彼女が出会う事件。初音がどちらかというと巻き込まれる立場だった前作と違い、自らそれに関わらなくてはならない位置づけになったからかこちらの方が怖さは上に思います。初音と兵悟の関係も気になるし……早く続きが読みたい!!

非ズです。作品名がもうこの物語のすべてを表しています。娘ニ非ズ・・・・です。魔法使いの娘を読んでいた方なら意味は分かるとおもいます。私はもうなんとなく空気で続編の題名を聞いた時「ああ・・・」って思いました。要するにそうゆうことです。唯一続きを今待ちわびている漫画です。私は無山さんが好きです。ですのでどんな形であろう娘であろうがなかろうがなんだろうが・・・・・最後までなにかよっぽど読者を裏切るような展開にでもならない限りこの作品と付き合っていきたいです。〜娘の終わり方があんな感じだったのでこの非ズの１話を読むとみんなちょっと方の力が抜けるんじゃないかと思います。もう前作は６巻あたりで雲行きが怪しくなってきて最終巻の８巻でも力みっぱなしだったからね。ほんとに本を持つ手に力がはいっちゃって・・笑　　　　　　・・・現在３巻まででてきますがその後のパパについての詳しい明言はありません。これで鬱屈としたものがこの作品になければただの陰陽師漫画になっていたところですねｗ・・１年に一回しか新刊が出ない挙句（出るだけでもありがたい）連載も臨月雑誌ということでのんびりつきあう覚悟が必要な作品かと。しかし本当に那洲先生すごすぎ(笑)脚本のような緻密さと繊細な人間心理、人外の描写はいつ見てもお見事です。しかしいい加減入籍の件について詳しい説明を次巻では切望してなりません(笑)さらっと夫婦とかいうから吃驚仰天です。読み返せば確かにそんな場面ありますけどね。この物語がどうゆう結末のかまだ見当もつきませんんが、できれば「彼」が傷つくようなものにだけはならないよう祈るだけです。一言では・・というか、この話の父と娘というのは言葉では言い表せないほど怪奇で奇妙でほんのすこしだけ邪な関係だと思うのです。今後の作品展開への期待、そして前作「魔法使いの娘」と非ズの今までの総評も含めて★５で。

『非ズ』に変遷して更に強く逞しく、けれど相変わらずちょっぴりいい加減で、そのくせどこか律儀に頑張る初音ちゃん。と、彼女の魅力は前作からお読み頂ければさすがの那須ヒロインと得心がいくのですが…一番気になるのは兵吾くんです！　前作開始時のあのへらへらしていた彼から一転、表面上のへらへらぶりは変わらずなのに、けなげで一途とさえ言える初音ちゃんへの献身ぶりがもうもう！美味しいですね〜〜〜！！！上の方も書いてらっしゃいましたが、気になる「入籍」や「嫁」発言の実のところはどうなのか。作者様にはその辺りもぜひ！！じっくり掘り下げて書いて頂きたいなあと思って書きこみました(笑)。ぜひ、続きを期待しております。

前作に引き続き陰陽師です。続き物ですが、1話完結という感じで、かるく読めます。心霊物が好きな方はいいでしょう。

前シリーズ「魔法使いの娘」からずっと読んでます。今シリーズは一応目的はあるけど単なる悪霊退治物になりつつありますが、面白いので長く続くといいな〜と思います。

前シリーズ「魔法使いの娘」からずっと読んでます.７巻で完結で残念です。もっと長く読みたい作品でした。

「魔法使いの娘」の続編。なので「非ズ」から読むと分からない所があります。前作から少し間があき、初音が陰陽師となり養父無山の助手だった兵吾と組んで仕事をしています。しかも結婚したよう。二人のやり取りがいい感じです。

因果不明の「私達とは違う何か」「すぐ隣にあるけれど見えない何か」の不条理な恐怖をドライに描きながら、そこに少しずつ主人公の初音、夫で相棒の兵悟、無山、無畏の近況報告や、過去が絡んでくるというストーリー運びがうまくて、毎回ついつい買ってしまう〜。なかなか本編が進まないのだけど、前作の「魔法使いの娘」も同じく、まったり→いつの間にか怒涛の展開で一気に終幕！！　したので、気を抜けません。風呂敷を広げている時が一番面白く、種明かしでがっかり、という霊感ものにありがちな展開はこの作者の場合、なさそうです。

魔法使いの娘が面白かったので続編の魔法使いの娘ニ非ズも読みましたが…父親と娘の話があんまりなくてちょっと物足りなかった。あと娘のときよりホラーが強くて怖かったです…。

最終巻、最終ページのおまけまで盛りだくさんの内容でまさに集大成でした。結構重くデカいものを背負った人生だと思うのですが、それでも笑顔でいる初音ちゃんが「彼女らしい」終わり方でした。兵吾との関係も、描き方が絶妙でホント作者がニクいです、素敵過ぎました。