レビュー一覧

「Ⅱ」も借りたのですが、やっぱりこのシリーズと高山さんの作風はぴったりだと思いました。グレッグ兄弟いいですね～とても好きです。いろいろあって敵対したりもするヒーローとヒロインですが、ラナも登場人物もみんな良い人だし。じわ～っと気持ちがあたたかくなる作品です。

表紙が、メッチャ損してる。高山先生好きな私が躊躇しちゃうくらい（笑）中身は、いいお話で、クリスマスシーズンには、ピッタリ。良い人ばかりでしたねー、ホロリと泣いちゃう場面もありましたし。

高山繭さんの描く人物はいつも嫌味じゃなくて利他的な愛情深いひとばかりで、癒されてます。今回も心暖まる優しいお話しでした。あ、この作者さんの画の魅力はカラーではあまり発揮されないです。本編の画がとっても見やすくて美しいので失礼ながら表紙のカラー画で損してる気がします。

ヒーロー弟がとってもチャーミングです。ヒーローは人生を弟に捧げています。自分の幸せより、まず弟の幸せを願い、悪い虫がつかないように守っています。でも最後は庇護していたはずの弟に背中を押され「正しい事」を行います。ヒロインも誤解が生じてもヒステリックにならず、大人の対応ができるハンサムウーマンですが、ちょっと影が薄いかな。この話は恋愛よりも家族愛がメインだと思います。家政婦のイボンヌさんもいい味だしてます。

ほんわか楽しめます。ヒーローの弟が可愛かったです。雑誌広告での求人とか、再開発を巡っての対立とか色々エピソードが散りばめられつつよくまとまってました。ヒロインもヒーローも理知的だし、志が高く、でも家族にはちょっと恵まれてなくてと気になるポイント満載でした。のんびり楽しむのにはお勧めです！

登場人物達が一人残らず好感のもてる温かな人たちばかりのストーリーでした。クリスマスシーズンに読めて良かったです。

可もなく不可もなく安心して読める作品でした。

文句なしの星5つです。ショートカットのヒロインは珍しいですが、頭が良く、心が清いラナがすごく魅力的でした。ヒロイン以外のキャラクターもストーリーに深みを添えています。

ステキなお話でした。弟さんにも良い人が見つかって良かった。

雑誌のミニ広告・掲示板通して出会うラブストーリーの一作目で、良かったです。なんとなく和む系の絵柄と登場人物の柔らかい朗らかな絵柄が好きです。