レビュー一覧

好きなんですが岩本ナオさんのお話はしっかり説明がないからわかりにくい。最後の野球部のマネージャーの話もマネージャーの名前がお話の鍵なのに姓と名がバラバラに一回出てくるだけ。大井町の話も、京都伏見の流鏑馬が有名な藤森神社と伏見稲荷が隣の神社だと知らないとなんのことかわからないと思う。しかも大井町である必然性もよくわからないし。雰囲気は好きなんですが、心が動くために頭を使わなきゃいけないので疲れる時があります。

先生の気持ち、これ一冊で作描きたいことが見えます。

この一冊をまとめた紙媒体はないのか！書店探しちゃったよ。どの短編も好きだけど、表題『海が見える大井町』が一番好きかなぁ。続きが読みたい。『１００年生きた猫』も味わい深い。猫が絶妙にブサイクなのがいい。話聞いてもらいたいわ。岩本ナオさんの作品で日常に何気なくヒトでないものが混じって、違和感なく共存してる感じが好き。こういう短編集をずっと読んでいたい。“物語”に浸りたい方、オススメです。ちょっと不思議な空間に連れて行ってくれますよ！

試し読みで続きが気になって購入しました。独特の世界観と美しい描写で、とっても引き込まれました短編なのがもったいなくて続きが読みたくなってしまうのが難点です。

可愛い話しが詰まった短編集でした。ちょっとピントがズレた主要人物達の日常と恋心が相まって、ほっこりします。一番笑ったのは夏の桜でした。

ファンタジー好きにはたまらない一冊だ！100年猫ちゃん、たかじん並みにテレビ観てるってとこに笑いました。

絵柄は全く好みでは有りませんがストーリーはファンタジー要素が有って楽しめました。

岩本ナオさんの作品はどれもファンタジックで大好きです。この作品集も紙媒体の書籍で買いましたが、つい電子書籍も買って身近に読んでいます。本当に素晴らしい作家さんです。

この短さと余韻、すばらしい。怪異がいてもいなくても、なにか次元のズレがふんわりと世界をカタチ作っていて、味わい深い。福太郎に会いたさしかない。