レビュー一覧

幼女かあ・・・まあいいか・・・と思ってたんだけど、サクサク年をとっていくので（笑）ちょっと安心しました。続き物と分かっていてレンタルで読んだんだけど（表紙に１とある）、次が出るまで取っておきたくなって購入に切り替えました。それにしても実家方面が怪しくなってきたので心配です。

リリーたち家族の今後がどうなるのか気になります！マリーはいい人たちに囲まれて頑張って良き成長してますね。やはり人は性根できまるのかな。

お馴染みの「姉妹に奪われる」系ですが、周りのキャラクターが魅力的で、ワクワクしながら読めました。

最終巻まで読みました。５歳の子供が優しい大人と一緒に心地いい幸せな気持ちで旅をします。そして教会に入り友達が出来て楽しく厳しく成長していく主人公。大人になって聖女の仕事と冒険者の仕事。チートもあるけれどどこかポンコツで、優しいだけじゃなく心が強い。一緒に旅をしたガインさんは素敵なお父さんだし、厳しい師匠も本当は優しくて、中二全開のフェルネットも立派に成長し、心に傷を持ち守ることに固執していたハートさんも小さなマリーに癒されて。出てくるキャラクターそれぞれの物語を読みたいと思うほど魅力的です。私は隣国で会った腹黒な侍女のスージーが一番好きですが（笑）悪役の妹は成長と共にカリスマ的な魅力が出て憎めなくなってしまうけど、彼女の失恋や後悔にどこか自分の過去と照らし合わせてしまう等身大の人間臭さというか。そしてラストは結婚し妊娠して出産。子供が加護の儀式を終えて終わります。なだらかで幸せな気持ちで読み終わりました。