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ヒーローとヒロインの双子の妹の関係性が、どうにもやりきれない。二人は年月かけて、いい思いもして、苦い思いもして解決できてるのかもしれないけど…私がヒロインの立場なら割り切れないなぁと思った。でも、こーゆー胸が引き裂かれる設定や描写にやられてしまいます。小説でしか味わいたくないけど、最終的にヒロイン自身が幸せになるための選択をするところが個人的なツボなんです。

どうしてボタンをかけ違えてしまったか、それがなければお話にならないので仕方ないのですが、二人とも愛しているのに切ないですね。そんな胸をぎゅっと掴まれるようなお話。ヒロインの双子の妹も悪い人じゃなく、ありえるなぁと思う反面、2年も同居して好きだったのに、別の人と結婚するなんてと、やっぱりそこに戻ってしまうんですが。

お互いに想い合っていたのに、気持ちをぶつけられなかった二人。それが双子の妹の出会いで間違った形になってしまい、こじれてしまいます。間違った一目惚れがあったのはびっくり。再会してからの二人の葛藤が丁寧に描かれています。

愛情と絆のお話です(*^^*)双子の姉妹の姉のヒロインと、その妹と結婚していたヒーローは、実は元々は二人の方が医師を目指す者同志のルームメイトの仲間の一人の関係でした(*^^*)とは言え、実はお互いに片想いを抱き、仲間といえ、お互いへの想いを諦めていた二人。そしてそれに気付きながらも、ヒーローに恋焦がれていたヒロインの妹は、一卵性双生児で、姿形が同じ事を利用して、結婚してしまいます(^_^;)ヒーローの後悔、罪悪感、ヒロインの悲しみと苦悩。それらを妹亡き後の一時が、二人に距離をもたらし、そして再会することからこのお話は始まります(^_^;)死してすら、妻という存在で有った妹を想い、抗うヒロインと、過去を解き放ち、ヒロインを離すまいとするヒーローの、誤解と偏見と苦悩の日々を見事に描いています(*^^*)最後には、亡くなったっていう設定の妹が、可哀想になりました(⌒‐⌒)