レビュー一覧

元ナースです。ターミナル病棟 (末期のかたがいらっしゃるところです) でも勤務しておりました。乳がんで先頃、入院と手術を経験いたしました。これから通院で放射線療法となります。治療について、赤裸々に綴っていらっしゃって、本当に共感できたと共に、これから治療に向かわれるかたがたにも、とても気持ち的にも参考になる本だと思いました。しんどい中で、筆を折らずに描き続けていただけたことに、本当に脱帽と共に、感謝いたします。同じ疾患を持つ皆さま。ひとりじゃないです！一緒に、でも無理なく、頑張りましょうね！！

シンプルな絵柄で、闘病の経緯が分かりやすく読みやすい。副作用での苦しみ等も、隠すことなく、でも客観的に描写しようとする姿勢が窺えます。また、監修した専門家が細かく注釈を入れていて参考になります。

痔でそんなに…！ということと、お医者さんの当たり外れはとても大事なのかと改めて気づきました。

私も6年前に子宮体癌ステージ3cでした。大量下血しても本人的には慣れがあり、なかなか病院に！とはならないのもわかります。でも、宣告された時や抗がん剤治療の時の反応はそこまで？っと感じました。大腸検査の前の夜も眠れないほどとかも…人それぞれなんで、不安になりやすい人はそーなのかなぁと思いつつ、少し大げさな気がしないでもない…人間はいつか死ぬので、それまで後悔の少ないように生きないとですね。

私の妻ががん（子宮体癌、卵巣がん）宣告をうけまして、近々手術の予定です。なにか他人事ではなく切実に読ませていただきました。術後、抗がん剤治療が始まる予定と聞かされておりまして、作者の体験が大変参考になりました。くぐりさんのご家族のように、なんとかささえてあげられるようがんばります。有難うございました。

闘病の1例として詳細に描かれている所はいいと思います。が、率直に読んでてムカつきました。まず、不正出血が続くのはどう考えても異常だし、痛みがないから大丈夫だろうと能天気で鈍感すぎる主人公と夫に腹が立つ。いい大人なんだら分かるでしょ？小さい子供もいるのに。そのくせ、ガンと診断されたら〇にたくない、家族に会えなくなるのは嫌とか絶望しているのが理解できません。そう思うならなぜもっと早く病院に行かない？周りの人間にも心配と負担をかけるし、本当にイラつく。結果、〇なずにすんだけど小さい子供がどんな心境だったか…子供が本当にかわいそう。

大腸がんステージ４からの治療や途中経過を漫画として書いたのは凄いと思います。なかなか他人には伝わりにくいがんになる前からの状態や、闘病中の状態までもしっかりと書いてあったのでいい勉強になりました。

大変興味深い内容で一気に読んでしまいました。作画もほんのり柔らかなイメージの画風で親しみが感じられます。私は胆嚢切除で腹腔鏡手術を受けたことがあるくらいでガン闘病者の方々の大変さは分かりませんでしたが、とっても参考になりました。

とても参考になりました。治療法やお金のこと、メンタルのこと...。絵もきれいでコマ割とか読みやすい。でも不正出血を痔と思い込んで病院行くの遅れたのはいただけませんでしたね^^;それを含めてのコミックエッセイで読者に警告与えられたかなと思います。

私の友人が大腸がんのステージ2で、全く同じではないにしろ、少しでも参考になればと拝読しました。状況により刻々と変わる治療方針や、抗がん剤のきつい副作用とか、当事者でないと知らないリアルなことがわかりました。お医者さんをはじめとした医療従事者の方々の取り組みや、ご家族の支えなど、一番辛いのはご本人と承知しつつ、周りのサポートが大事だと痛感しました。私も微力ながら、友人の助けになれればと思います。