レビュー一覧

あぁ・・・何て惜しいんだ・・・　ラスト8ページで物凄い畳込んでハッピーエンドにしてしまったという印象。それまでが丁寧に描かれてたので残念。　

　片田舎で妹たちの面倒を見ながら暮らすヒロインは、生活に困って愛のない結婚を選んだものの、自分の決断に自信がなくなり、結婚式から逃げ出してしまいます。そこへ、結婚するはずだった相手の従兄（ヒーロー）が現れ、お金で彼女を買おうとします。（この時点で、相当ムチャな話ですよ！）当然、ヒロインは拒絶します。　しかし、お金で買えないものはないと豪語するプレイボーイヒーローは、ヒロインたちと一緒に田舎で過ごすうちに、そこでの生活をすっかり気に入ってしまいます。都会の女たちのラブレターにも食指が動きません。　しかし、ヒロインに惚れちゃったものの、初めに下衆なことを言ったために、いまいち彼女は彼の気持ちを信用してくれません。自業自得というものです。普段の行いが良くないと、いざ勝負！という時に自分の首を絞めることになる良い例です。　絵が独特で、好みが別れるかもしれませんが、私は好きです。母性溢れる優しいヒロインと、愛に目覚めて改心するヒーローのどことなく野暮ったさを感じさせる牧歌的な恋物語です。

バーディってば底抜けにいい人.....借金で住む所さえ失いそうなヒロインを助ける為,周囲の反対を押し切ってまで友情で婚約してあげたのに結婚式をドタキャンでメンツをつぶされたら,並の人間じゃあ一生恨むでしょう！それなのに「もしシーアを悲しいめに遭わせたら僕は君に決闘を申し込むよ」って,ヒーローよりヒーローじゃないですか？さらに2人の仲を取り持つために「かぼちゃの馬車」役をやるなんて....弟妹抱えて苦労人の割に夢見がちなヒロインはどうも好きになれませんでしたが,三枚目扱いされても男前な彼のおかげで優しい物語になっています.まぁ少々天然無神経で,「いらんこと言い」なので,彼にロマンスを感じられないヒロインの気持ちも分かるけど.

JET先生の絵は少しレトロな印象で、古い時代の作品にピッタリかな。セクシーなヒーローとヒロインが多い中、今回は家族思いの気丈なお姉さんでした。

頑固者ヒロインと放蕩者ヒーロー。掛け合いが楽しいです。プレイボーイのヒーローが恋を指摘されてしぶしぶ認めるところが可愛かったです。幼馴染の彼がいい味出しててすごくいい。最後が駆け足なのが残念なのは、他の方のレビューにもあるとおり。もうちょっとだけラストをしっかり見たかった。

これはこれでありだとは思いました。話としては面白かったです。騎士道精神で結婚を申し込むのはやっぱりだめですよ。やっぱり愛がないとね。確かに式当日に逃亡はきついですけど・・・あれだけ口説き落としているんだからあれだけ窮地にいればヒロインは受けざるを得ないでしょうね。（長女気質というか）JET先生の作品は昔読んだことがありますが、絵は私好みです。よかったです。

JET先生の描く作品が大好きです。上流階級の方々はいろいろなしきたりに縛られているようですが、ハッピーエンドで良かったです。

二人の恋の成長や葛藤が、非常にリアルで感情移入しやすかったです！オススメ！

ハーレクインに時々ある、ヒロインにふられたのに、むしろその恋を応援する男性キャラクター。その優しさとユーモアでいい余韻を残してくれる。このバーティもそんな彼でした。

放蕩者とうわさの侯爵ジャックが、従兄弟の結婚式から逃げたヒロインに、心惹かれて行くお話しにキュンキュンしました〜ヒロインの弟や妹たちにも優しくて癒されます。