レビュー一覧

主人公の父と母と妹がおかしい。特に妹。王子を操って、主人公へ暴言を吐かせたのでは、とも思える。呪いの件もあるし、一筋縄ではいかなさそうな予感。主人公が本当に不憫だけど、前向きなのが救いですね。王子の護衛騎士との掛け合いに笑ってしまった。幼い頃から今までずっと頑なに身体を鎧で隠して、恋とかおしゃれから遠ざかって、主人公にもある意味呪いがかかっているみたいに見える。本当は可愛いのになぁ。早く鎧を脱げると良いな。続き楽しみです。

2巻待っていましたー1巻はまだ序章で方向性が見えなかったので評価は保留してましたが、2巻も面白くて良かった！隣国の魔女を探しに行く過程を変に引っ張らず、早い段階でジーナ姐さん(笑)を登場させてくれたのと、ささっと祖国に戻ったのでテンポ良く読めたと思う。恋愛要素も良い塩梅で、もしかして…と思わせる伏線も分かりやすく入ってるし、絵が綺麗なので甘め評価の星4で。モアネットの真の姿を見て騎士様が驚く所が早く見たいです！

２巻迄様子見。護衛騎士の恋愛レベルアップが凄い。以下ネタバレ注意です。護衛騎士がヒロインの中身姿（本来の外見）を偶々見てしまいメロってまして、結局中身姿の可愛いが勝つのか…と嘆いてましたが、共に過ごす時を経てなんとヒロインの甲冑姿をも可愛く見え出し、甲冑が違っても中身を見分ける目利きを習得し、決して外見の甲冑自体を可愛いと思ってるのではなく、中身の中身（性格）に惚れたって事ですよね。ホンモノのメロメロってヤツですよね。これで中身姿が判明したら護衛騎士はどうなっちゃうのか…。これからも愉快なレベルアップを楽しみにしてます。

正直恋愛要素いらないですね・・・キャラクターは良いんですけど。

これは面白くて、切なくて、ドキドキしますね。ディスり合う会話が笑えて、拗れた人生が切なくて、元凶を知ったら怒りと哀しさに襲われそうな予感。次巻を複雑な気持ちで待ちます!

王子からの心ない言葉がきっかけで古城にこもり、かつ鎧に身を包んで自分を隠してきた令嬢が、その王子が呪いをかけられてしまったことをきっかけにまた外の世界と関わっていく感じのお話ですね。ただ、この事件はどうも根が深そうに思いました。護衛のパーシヴァルさん以外の国中の人がみんな信じ込んでしまった醜聞の件もですが、王子がモアネットちゃんを醜いといった件もどうやら自分の意思ではなかったみたいですし。そして仮にも貴族令嬢の娘を両親が護衛もつけずに古城に置いたままにしているところを見るに、一番怪しいのは妹ちゃんなんだけど、当の妹ちゃんは姉を蔑んでるどころか本気で心配してるように見えるし・・・。これからの展開が気になりますね。

モアネットは魔女で、魔法を使える身ではあるのだけれど、家族との関係、孤独な暮らしを選んだ経緯、王子との関係など、モアネットを取り巻く環境はあまりにも「普通の人間関係」で、感情移入しやすい。 モアネットは強い聡明な女性なので、彼女の気持ちをすくい取る言葉に心を動かされる。3巻で王子がモアネットに謝罪をしながら、「・・だから君も僕をゆるさなくていい」と伝え、モアネットが「大事な人でも仕方のない理由があっても、それでも許さなくたっていい」という心の声を聴く場面、良いですね。自分も断絶している側の人間なので、心に響きました。今後が楽しみです。

世界観は結構面白くて好き。ただ、パーシヴァルの一目惚れ()とか恋愛系のあれこれがわりとテンプレ展開だったのと、王子じゃなくてそっちと恋愛するん？ってなったので星1つ減らした。

子供のたわいない一言がこのふたりの人生を大きく変えてしまった。

主人公が天然の割にしっかり者つうギャップに惹かれますね(笑)