レビュー一覧

相変わらずジャンルを括れない漫画です。でもなんかおもしろい。前作より聡美くんが拗ねてて、狂児はテンション低めで、それが下巻の期待を高めます。

もう最高。明日下巻が出ないなんてどうしたらいいの？2人の関係がこれからどうなっていくのか気になりすぎて夢に出そう。ホントーーーーーーに面白いしすぐにでも続きが読みたいのに辛過ぎる。今年読んだマンガの中でNo.1です。

めっちゃおもしろかった！淡々と進む中に時々爆弾を投げ込まれるかんじです。

続編待ってました。変わらないふたりに安心します。

和山先生の作品は全て買ってます。本当に今回も凄く面白かったです。ただ巻末の先生の「聡美君の幸せをー番に考えて…」って色んなパターンがありますよね？普通に考えたら反社の狂児とはこのまま一切関わりを断つという事なのでは？それではあまりに悲しすぎる…。

狂児が組長と出会ってあちらの世界に足を踏み入れたのが夜勤明けの頭が働かない時だったから、聡美くんにも忠告したのかな…。聡美くんも法学部？入ってるし、そんな気ないのに、ぼくも片足突っ込んだろかなって言うのは、狂児の反応を探ってる感じがして切ないです。中学生の頃は気持ちのまま行動出来たのに、大人になるって辛いなあと、作者さんの見事な表現に胸が苦しくなりました。

聡実くんの大学、80Pに「立正大学」って思いっきり出てた。何で大学名がこんなリアルなんだ。品川にキャンパスがあって、蒲田のサイ〇リヤでバイトしてるんだね。そして駅から歩いて15分くらいのアパートで一人暮らししてるんだな、と勝手に想像しながら読んだ。聡実くんと狂児さんは淡々とご飯食べてて、漫画家の北条麗子先生とそれを取り巻く人たちがガヤガヤしていろいろ繋がっていきそうな感じです。あとがきの「聡実くんの幸せ」って何だろう・・・2人とも大好きなのですが、ハッピーエンドって何だろう。考えてたらちょっと切なくなってきた、でも下巻は楽しみです。

なんか上巻て気づかず購入してしまい、あー続きが気になって仕方ない。下巻はいつ出るのか。しかし、この作者さまは決して期待を裏切らない。オチでガッカリとか、ないない。もう何ならオチ、なくてもいい。会話とエピソードの積み重ねと空気感だけで十分何度でも読める。坦々と生きてくれ、聡実くん。きみの幸せは作者さまが保証してくれた！

前作のファンです。今日の発売日を心待ちにしておりました。和山先生ありがとうございます。内容ですが、前作とは雰囲気が異なります。過去を振り返る聡美くんの自語り形式ではなく、長回しの映画を見ているような感覚。深夜のファミレスが舞台のためか生っぽさがある。なんというか、前作は振り返ると本当は全然そんなことは無かったのに、どうしても美しく魅力的に見えてしまう思い出の中の2人・反して運命だと信じてたことが現実の上では何の役にも立たないのかもしれない、とどちらからともなく察し始めてしまった今を生きている2人…のような。読了後しばらく「あﾞ〜〜〜…」とため息のような奇声しか出せませんでした。やっと言葉を発せたと思えば「聡美くん」のみ。きっと成田狂児も同じことをしていたと思います。あとがきに聡美くんの幸せを考えて描いていくとありましたので、下巻の発売を今から焦がれる気持ちで待っています。

最初はアレ？どう？って思っていたのにどんどんどんどん繋がって面白くなって上巻の最後で倒れました。夜中に読んだせいですね。常に半笑いみたいなテンションなのに、不意に刃物で刺してくるのでよく効きます。