レビュー一覧

お話を読み進めると、大叔母さんがどれだけパピーを可愛がっていたかがうかがえ、ホロリとなります。お話もテンポよく進み楽しいです。

とてもテンポよく読み進めれるいい作品です。マスティフも二人の関係にうまく絡めてとても可愛らしかったです。最後のページの「junp」がいささか気にはなりますが（笑）

いいお話でした。犬のつぶやきみたいなセリフ書きがかわいくて、ずっと無愛想＆不機嫌顔なのに妙に愛くるしく表情豊かに感じられます。ヒロインも愛情深くとても魅力的。ヒーローが少しずつ変わっていくところがよかった。この作家さんの絵は基本的には好きですけど、最近のはちょっと・・・なんとなく違和感を覚えるようになって、これくらいの頃の絵が一番好きかも。

犬を飼った経験のある人なら、うんうん頷きながら読んだと思います。捨てられるかもしれないという不安が完全に払しょくされない限り、車に乗りたがらないものですね。

高山繭さん好きで借りました。不覚にも最後のページの言葉で泣いた。パピーよりこの言葉が印象に残った。トレーナーと飼い主の恋話。ところどころ心に響く言葉があり、章別の偉人の名言もイイ感じ。そして安定の画力。パピー（犬）の不機嫌の謎が解けるにつれ、二人の距離が縮まっていく過程が面白かった♪

強面のパピーが健気でユーモアもあり可愛かったです。叔母さんに大切に育てられてたんでしょうね。その寂しさが最後、自分で車に乗れるまで癒されたのは、やっぱりジュリーの愛情深さのおかげですね。ルークはハーレクインのヒーローにありがちな女遊びがひどいけど、性格は明るくて茶目っ気があって憎めないタイプ。叔母に対する愛情も深いとあれば、ジュリーがルークに惹かれるのも自然な流れだと思います。でも根本的な変化のないルークを突き放す強さも素敵です。ラストも単にチャペルで結婚式でハッピーエンド、というありきたりじゃなく、温かい家庭が見えるラストでとても優しい気持ちになれました。

犬は家族であり親友であり兄弟だとしみじみと感じさせる作品でした。ヒーローと犬の関係はさながら悪戯兄弟？　恋愛パートはいらないんじゃない？と思わせるくらい、犬を飼いたくなる一冊でした。

パピーちゃんの問題行動の原因がわかって思わず泣きそうになりました。明るいヒロインとロマンスも素敵でした

最初、強面のパピーが起こすトラブルと思っていたは、実はすべてに理由があり、叔母さんとパピーとの深い愛のつながりを感じさせてくれます。自分の都合で物事を進めていたヒーローが、最後にヒロインやパピーと一緒に暮らしていくことを選んでくれてよかった。とても温かい家族になりそう。

パピー最高！ブサイクな顔が、どんどん可愛くみえてくるのが不思議。葉巻型のオモチャを咥えたとこなんかもう…(笑)。ハンサムでうぬぼれ屋のヒーローが、パピーとヒロインにふりまわされる。最後は、妊婦姿の幸せそうなヒロイン。パピー、うんと長生きしてねー！