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  • 2025-03-17
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    婚約者になるはずだった王子から「醜い」という言葉を投げつけられたのをきっかけに、鎧で全身を隠すようになってしまったモアネットちゃんと、昔の件を心から後悔し良き王族になろうと努力していたけど魔女の呪いをかけられてしまい、肉親にすら信じてもらえずにひどい中傷にさらされたりなど不幸続きの王子のアレクシス様。そしてそんな四面楚歌の中で、唯一彼の潔白を信じて連れ出した護衛騎士のパーシヴァルさんの三人を取り巻くお話です。そしてその過程で先輩魔女のジーナさんや野心家の王弟のオルドさんという協力者が増えていく中ついにその原因が明らかになるのですが、まさかの恨まれていないのに呪われてたというのはさすがにビックリでした。まぁあの暴言が明らかに本人の意志ではなさそうなのは何となく分かってたものの、それがほとんどの女の子が一度は夢に見るであろう願いを叶えるために暴走した結果だったなんて「こんなことならまだ恨みを買って呪われていた方がマシだった」と感じるのは仕方ないし、これが原因でモアネットちゃんやアレクシス様を始めとした何人もの人生が狂わされていたなんてかなりゾッとしました。ホントにパーシヴァルさんがいなかったらどうなってたんだろう…と思ってしまいましたね。