レビュー一覧

基本完結していないお話に☆５は付けないんですが、これはこの一巻だけでも☆５！と思えるくらい良かったです。原作があるせいかモノローグが多いんですが、説明がましくなく、流れがとても綺麗でした。高校生達の日常、その中でちょっと形の違う二人の関係（友達、でも本当は？）がとてもよく描かれています。続きが待ち遠しいですが、この一冊だけでも十分に楽しめると思います。

普段、エロでH度高めで3P物とか大好物なのですが、この作品Hも無いんだけど、男の子達の繊細な想い、揺れ動く心の様子がね～甘酸っぱな想いが心に刺さるんだなぁ。エロくないから48時間でいいかなぁと思ったら、ありゃりゃもう2回読んじゃった。何度でも繰り返し読みたくなるし、続きも出るようなので、借りちゃった。原作がセブンデイズの方だったんですね～。これもそのうち殿堂入りしちゃうのかなぁ。

最初の数ページは誰がどのセリフを言ってるのか？とか登場人物達の関係性がイマイチ分からなかったんですが読み進めるうちに理解できます。ただ、続きものなんでこの巻はプロローグ的でエロはなしです。次巻から進んで行くという感じ。でも、ゆっくり丁寧に描いているので読み応えはあります。次巻が楽しみです♪

あっという間に読んじゃいました。決して内容が薄いからではなく、面白くて。2人のこれからがとても気になる！そして、楽しみです^_^続刊早く出ないかなぁ。

以前ネット小説で読んだものと内容がすごく似ていてびっくりしました。マサカ原作者さんがそのネット小説の作者さんと同一人物…なんてことないですよね？？Alzmikaというそのサイト自体は、もうだいぶ前に閉鎖されていますが。ネット小説はサザエさんのパロで中島×カツオでした。なので、登場人物たちの性格は全く違うのですが、主人公を巡ってけん制し合っていた親友と彼女が、どちらを主人公が選ぶか賭けに出る…そして主人公の性格を熟知している親友がそばにいる権利を得る…という点がほぼ同じです。それ以外は違いますが、作品の根幹となるだろうそのエピソードがここまで同じという点がどうしてもひっかかってしまいました。作品としてはとても面白いし、今後の展開も期待できるので、その部分で★三つです。

絵がとてもキレイで、素敵でした。無表情で何にも心を動かさない君が僕だけに固執して、だから僕は君をとても好きになってしまった。まりやはイケメンで明るくてクラスの中心人物。なちはマネキン君って完璧な眼鏡の浮いてるクラスメイト、不器用な二人がとても可愛かった。やっぱ両思いのもどかしく引かれあう感じは面白い。この感動のままに次が早く出てほしい。

とても好きです。でも表情や行間から想いを探るのが苦手な人にはダメかも。綺麗な絵で緩やかに優しく物語が進んでいきます。風変わりで言葉少ない那智とモテモテで華やかな真里谷の友情ではない友情のお話です。高校生ですが回想が多いので中学時代がメインです。真里谷は那智の事を少しズレているけど強くて真っ直ぐで綺麗だと思っていて、それに比べて自分を狡くて汚いと思ってるっぽいけど真里谷はもう知ってるだけ、好きの種類や相手に触れる意味や独占欲の発生する場所を。その人の1番になりたい意味に那智はいつ気がつくんだろう。そんな友達の境界線をなぞるみたいな青臭くて甘酸っぱい空気が漂う作品。ですが、女の狡猾さや男の無駄なプライドとかも上手に描かれてますよ。それに脇役もとても素敵で棗のいい感じのウザさや彼我の何か言いたげなのも気になります。纏めると続きが早く読みたい！

この本は不思議くん那智のキャラにつきると思います。透明感ある絵と相まって全編通しての空気がいいです。エロはなし。何が起こってもブレないであろう那智と真里谷がどうなっていくのか、非常に妄想かきたてられます。デレる那智が想像つかないw　　　他の方も書いてますが、主人公張れるような脇キャラがゴロゴロいます。

エロを読みたい人は不向きかも。さわやかな物語を読みたい人にはお勧めです。

那智の真里谷への独占欲の強さに感動した。誰が何と言おうと、真里谷は自分のもの扱いをし、それを当然のように受け入れる真里谷。その真里谷もまた那智への独占欲、執着心を垣間見せる場面がちらほらと。美味しすぎます💛　何より、那智はマネキンと呼ばれる程周りに無関心で、無表情で頭脳明晰でおまけにスポーツ万能。そんな彼を唯一感情を出せるのは真里谷のみ♡　中学での出会いと、友人としての繋がり、そして心の動き。初々しい、モテ男真里谷の言動に胸が締め付けられました(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡