レビュー一覧

悪妻、というよりも、心のドアって思います(*^^*)傷付いた心の苦しみや、過去に捕らわれたヒロインの、成長と愛する気持ちを信じるまでのお話です(*^^*) 社長を勤めるヒロインの、三代続いた会社の危機は、かつてヒロインが愛したロクデナシの裏切りにより、当時社長をしていた父親の心臓発作とその死と、会社の危機を招いてしまいました(-_-;) 社長になったヒロインと弁護士でもある兄とで、ようやく復活の直前を迎える時になって、開発者で有るヒーローのビザが切れることから、このお話は始まります(*^^*)兄の提案から結婚することになる二人。アガキまくるヒロインと離婚なしを条件にするヒーローの、過去と現在、信頼と不信感、愛情と言い訳などを絡めて描いています(^.^) ヒーローの、懐の深さと人間性が垣間見れる優しさに、こちらまでトキメキそうでした(^-^; お互いの気持ちも描いているので、分かり易く、なおかつ、ちょっとした事件性も有って、楽しめました(*^^*)

ヒーローに敬意を表しての評価です。ヒロインに共感は無理。悪妻というレベルではなく、人としてサイテーなヒロイン。過去に周囲の忠告は無視して、恋は盲目を貫き通して騙された愚かな自分には非はない、とばかりに騙されて傷ついた私って可哀想なのって、関係ないヒーローに八つ当たりばかり。結婚生活に関しては、最初から詐欺師です。HQには、ヒーローにひどい扱いをされてもラストに「愛している」の一言で許す寛大なドアマットヒロインが多々いますが、今作ではヒーローが健気で素敵すぎる！

テンポ良く進み、最初の方などはそこそこ面白いのに、ヒロインの言動が不自然なほどに愚かです。過去についても、ひどく安っぽく品もない男を信じ続けて裏切られるということも、ある程度以上の懸命さがあればなかったでしょう。現在においても、本物の結婚を望むというのを承知しておきながら、屁理屈にさえならないことを言って逃れようとし、相手が悪いかのように怒り、本の中のことでしかないけれど、気分が悪かったです。これで社長は務まらないだろうとも思います。