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1巻を読んだ感想。家族である父親と妹から虐められずぎて抗うことを諦めていた伯爵令嬢マルグリットが王妃命令で嫁いだ先は長年敵対していた公爵家。公爵家でも虐められるものの彼女にとっては全て受け流せる程度のことで夫ルシアンと義母がマルグリットによりだんだんと変わっていくのはわかるけれど、長年母親に牛耳られて育ったわりに変わり身が早いなあと感じたのと、マルグリットが気になり虐められていたのでは感じたのなら実家での扱いを調べるとかしないのかと疑問符。王妃と第3王子が良い味を出しているのと、続きに期待して星4。

虐待され続けたヒロインが自分の心を守るために、とっても鈍感になりました。自分の辛さや劣等感でヒロインにあたる父親、妹は可哀想な人たちです。だから２巻目で改心した父親が遠くから幸せになったヒロインを見つめるシーンがいいです。政略結婚を進めた王妃とそのフォローをする第3王子もいい性格をしてます。

王道。大変な家庭環境で、敵対する家に嫁がされ、だけど挫けず頑張って幸せをつかむ。夫側が育ちの良さゆえにイジワル出来ないのがじわります。

漫画を読んでから続きが気になったので読みました。面白かったです。ふたりとも鈍感すぎて読んでて、早くくっつけって感じました。

優秀すぎるため父親と妹に虐げられて育ったヒロイン。厄介払いのごとく敵であったヒーローと結婚。敵地に侍女もない独り身で嫁いできたことでバカにされたと誤解をしたヒーロー側にまでいじめられるという不幸サイクル…と思いきや、実家での扱いが酷すぎたため、少々の（？）イジメでは何も感じない、むしろ自由で幸せとさえ思ってしまう不幸体質。はじめはあまりに可哀想で、ちょっと読むのが辛かったけど、ヒロインの不幸体質で何事もないよう展開していくのに面白さもありました。最後はざまぁな展開になるのでスッキリ！2巻以降まだ読んでないので楽しみに購入しようと思います！

虐げられて骨太の神経になってしまった令嬢対母親の偏愛に疑問を持たなかった令息の結婚。王妃と第三皇子が微妙に絡み、不器用な二人を心配するそれぞれの友人の絶妙なフォローもあって、二人が幸せになる。楽しかったです。令嬢のあさってを向く残念な思考にため息が出そうになりました。

ヒロインの前向き（過ぎ）な考えに驚かされます。実家で余りにも酷い扱いを受けてたから嫁ぎ先でイジメられてもへっちゃらなんてどんだけのメンタル？メソメソ泣いてるヒロインよりかはマシだけど、たまに引きたくなるくらいの心臓の強さに唖然とします。