レビュー一覧

こ…こんなにも思春期の感情をリアルに覚えていて表現できるなんて、作者さん何者?! ってまず驚きました! たまきの言動ひとつひとつ、どれも覚えのある感覚ばかりで、自分が20歳くらいだったらきっと思い出しては布団かぶって「あ〜〜」ってジタバタする事まちがいなしの恥ずかしさ。初めてされた大人のキスに囚われちゃって唇ばかりに目がいってしまったり、ヨシノリの裸やモッコリに過敏に反応しちゃったり…でもそうなってしまう自分が何故なのか、子供だから分かんないんですよねえ。も〜可愛いっ(≧▽≦)自分が一番大切にされて当たり前だった「子供」から、ヨシノリには自分より大切な恋人がいると気づいて「大人」になっていく…そんなホロ苦さも私好みでした。エロシーンはヨシノリと恋人とのがちょこっとあるくらい。絵にクセがあるのでサンプルで大丈夫かどうか確認した方がいいです。お話はすごくよかったので。あと作者さんは「ヨシノリはミツルのどこが好きなんだろ」と後書きで書いてらっしゃいますが、私はミツルも十分　優しくて健気でいいヤツだと思います。

こ、これは良い...！「聞こえない声」が素敵でびっくりしてこちらも読んでみました。他の方も書かれているように、思春期のもやもや〜うだうだがすごく絶妙に描かれていてうわ〜！となります。男子ではないですが、中学生くらいってこうだったよなぁ...と遠い記憶に想いを馳せました。BLだけど懐かしいような温かさのある不思議な魅力ですね。中学生を絡めてこんな風に変にいやらしくなく(でもちゃんと色気はある)描ける方は貴重ではないでしょうか。既刊の番外編の先生の話もおもしろく、本編が気になりました。初めて知った作家さんですが、ぜひ他の作品も読んでみたいのでお願いします！

お話が上手かった。だから☆４に、します。主役級の少年とは、いずれはくっつくだろうと思ってた。読み終わってどうもそうじゃないようで。それが残念、良い少年だけに。生意気そうにみえて、大人な男に相対して純に泣いちゃうとこなんか、すっごく可愛いい。この表紙の二人は、いずれはくっつくんだよ〜的なことなら☆５だった。（てか、普通そういう先入観でもって読まんかな、惜しいわ〜）主役の二人がなんせ良かった。だからその二人がくっつかない（少年の失恋とか、でもあきらめてない少年）話だったので読後もやもや感が抜けず、こうしてコメント書いて発散させてみた。

たまきの思春期でぐちゃぐちゃになるところがすごく可愛い！ヨシノリの鈍感なところがまた良い(笑)純粋で切ない感じがすごく好きでした。エロはほとんどないのでそこに期待すると残念な感じかも。でも切ない感じが好きな人はぜひみてほしいです！作者の他の作品が読みたいですね！

これはだいぶ前に読みました。「仮面ティーチャー」を機に再読。まるで大人の力でねじ伏せられるように自分のわがままが通らない年の離れた従兄との同居生活で、反発しながらも大人な従兄に惹かれていくたまき。彼と従兄が単純にくっつくわけじゃないのもイイ。従兄ヨシノリとその恋人ミツルは、たまきに引っ掻き回されながらもお互いしか眼中にないのです。彼等を横目にたまきはいい男に育っていくのでしょうね。他人はおろか自分すらもよくわかっていない思春期とその成長をとてもうまく描いた作品だと思います。

ちゅーで終わるお話です。いとこにこいをするけどそれに気づいていない本人、気づくのは外野、いう設定。

この作者さんの作品どれもすごく好きです。絵柄も可愛くて萌えました。面白いのでオススメです。

もうちょっともうちょっと読みたかった！で、マイナス２星。星3.6くらいの星三個。ミツル、いいですね〜。ヨシノリとミツル。長く続いてほしい。たまきの横槍に負けないで〜(笑)たまきは同寮のメガネくんと後々ハッピーエンドでいいんじゃないか？！その先が読みたかったな〜。書いてほしかった〜。

作者買いです。野球部2人のシリーズから京山さんを知り、購入してみました。京山さんの作品は思春期の複雑な気持ちをうまく捉えてますよね。

作者さんの他の作品は好きなのですが今回はうーん…いくら思春期とはいえ、情緒不安定すぎだよたまき。ヨシノリは心が広いなあ。