レビュー一覧

認知症とはどういうものか、というよりも認知症になってしまって介護しなければならない側の心情を綴ったものです。現実よりはかなり綺麗事のように描かれており現実感はありません。タイトルも回収されずもう少し踏み込んだところまで書いて欲しかったなぁと。認知症の親族がいるので参考になるかと購入しましたが全く参考にはなりませんでした。

若年性認知症と診断されてからの変わっていく日々を描かれています。可愛らしい絵ですし、内容としてもサクサク読めたのですが、終わりがあまりにも中途半端？というかあっけなくてがっかりでした。え？ここで終わり？って感じです。もうちょっと先の方まで知りたかったです、認知症なんてこんなもんでは終わらないですし。この金額は高すぎました、残念です。

誰にでも起こり得ることだから考えさせられる内容でした。まだ夫の両親が健在だったから良かったもののいなければもっと地獄だったと思います。

すごく考えさせられる、何気ない日常を大切にしたいと思わせてくれる作品でした。

絵柄が可愛く読みやすいが、なんとなく上っ面だけ描かれているように思えた。ひとり息子が平日面倒を見てるって、言葉で書くのは簡単だけど実際の大変さについてまったく描写がないし、ラストも他の人が書かれているように「え、これで終わり？！」と拍子抜けしてしまった。もう少し具体性や参考になる内容を期待していたので残念だった。

その後のお話が気になりました。続編に期待です。

認知症でも色々なのは分かっているけれど、作者さんは協力者が多く、この本を読んだ人は身近な人が認知症になったらしんどさでショックを受けそうです

めちゃくちゃ泣きました…！考えさせられるお話でした！

自分の周りには認知症の方はいないけど、家族への感謝や自分の日常がいかに幸せかを改めて気づかせられる作品でした。また、人生いつ何が起きてもおかしくなく、今ある環境を毎日大切にしながら生活していかなくてはならないと感じました。

若年性認知症の方とその御家族はさぞかし辛いだろうし哀しい気持ちだろうとは漠然と思っていましたが、その生活は想像がつかないとも思っていました。この主人公は認知症の夫の介護しながら、会社で働きながら子育てをしながら、夫とのこの一瞬一瞬を大切にしたいと締めくくる…。一人一人が違うのだから誰にでも出来る事ではないでしょうが、１つの希望が見えた気がしました。この作品を読んでとても勉強になりました。絵もスッキリしていて絵本の様に伝わってきます。幾箇所か、切なさや優しさそして愛情が心に沁みてきて涙が出ました。沢山の人に読んで頂きたい作品です。