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癒し手は断罪された悪役令嬢
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2024-01-27
６話まで読みましたが……うーん、テンプレというかベタというか……。この手のお話では召喚されたり転生してる“ヒロイン”はたいしたチカラもなくハーレム思想の性格悪い自作自演女で禁忌魔法を使って人を操ってる、自分が狙った男をモノにするためにその人の婚約者を“悪役令嬢”に仕立て上げて追い出す、聖女という設定なのに婚前交渉しまくり寝取るとんでもないア●ズレなんですよね。まあ元々、令嬢の婚約者もしょーもねー野郎でしたが。改心した護衛騎士の彼が令嬢の心をいかにして射止めるか、ですかね。弟王子はまともな人っぽいから、聖女と第一王子をまとめて断罪しても問題なさそうだし。聖女が出てくる以前から王子は嫌なヤツだったから、令嬢はそれと結婚するハメにならなくて良かったのでは？
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転生した自称聖女に人生を狂わされる令嬢のお話です。定番の乙女ゲームの世界ですが、ゲームの制作者も転生していて主人公を助けます。元の婚約者の第一王子とは結婚しても幸せにはなれなかったと思うので、冤罪で処刑されそうになりましたが、結果オーライかも。母親が主人公の魔力を悪用防止の為に封印したとのことですが、そのせいで主人公はしなくていい苦労をしたので、せめて夫と王家には真実を伝えておくべきだったのでは？と思いました。お父さん、お母さんに信用されてなかったのかと思うと闇が深い…。主人公もお相手の騎士さんも王城を離れてからの方が生き生きしているので（騎士は死にかけましたが）、冒頭のアレコレを忘れて、転職が成功したようにしか見えない。一方、聖女は現代からの転生にしては、血なまぐさいことに耐性ありすぎ、根性すわりすぎて（自ら毒をあおったり、処刑の現場にいたり…普通ならギロ◯ン見たいとは思わないのでは？）こちらも闇が深いなあと。転生しなきゃ国を巻き込むほどの罪は犯さなかっただろうにと思うと、この転生は誰得なのかと思いました。せっかく原作者が転生しているので、そのあたりの理由付けもあるといいなと思います。