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結末はだいたい予測がつくのですが、とても静かに、ゆっくりと進行していくのが心地良い作品。絵柄も詩情があり、とくに非常識な人物や騒々しい言動の人物もいません。ただ、兄弟だから似せているのでしょうが第一王子と第二王子の描き分けは今ひとつ。
ストーリーは良さそうですが、王子2人の描き分けをもう少しハッキリして欲しいです。何か似すぎてて、今後、2人共出てきたらどっちか分からなくなる。
お話の冒頭、基本構成は流行りの王太子に離婚された加護なし令嬢という流行りのモノ。ですが、読み終えると一線を画していて、質の良いファンタジー。ヒロインと王太子の離婚もそこに私情は無く、国を復興する為のもの。より王妃として役立つものが求められる。為政者として正しい判断。事務的にあっさり離婚。ついでに実家からも離縁。で、散々なハズのヒロインですが、今まで伊達に王太子妃やってません。そりゃ勿論凹みはしますが、へこたれません。お役御免な後の新生活がほっこりファンタジーで優しい空気で個人的に好み。端々にまた返り咲きそうな気配はあるけど、今までお国の為に頑張ってきた分、もうちょい王太子の兄の元王子とほこほこさせてあげたいなあ。
雪に埋もれた街での育みが楽しみです!続きが早く読みたいです
王道的なオーソドックスな展開、読みやすい絵と静かな雰囲気で私は好きです。最初の夫も主人公も我々は不仲で別れた訳ではなく得意な仕事分野が合わなかったから人事上仕方なかったねって感じで進んでいきますが、悪意はないけどデリカシーがない自覚もない感じの人なので、追い出して早々はー疲れた!会いにいっちゃおーって発想が一時が万事な感じでこの先イライラしそう。でも2巻も楽しみにしてます!
柔らかいタッチの絵から温かさが感じられる漫画でした。一巻の内はまだそんなでしたが、多分今後もっと癒される展開になるんでしょうね。頭空っぽにすれば癒し系で終わりそうですが、バックボーンがしっかり説明されてないので突っ込みどころもチラホラあります…。城を追放されて、実家も追い出されて、着いたところが徒歩で行ける廃屋敷。しかも前まで国で重宝されてた人が住んでたところ。多分貴族制じゃなくて君主制なんでしょうね。領地があるならそこに帰るはずだし。城と城下町だけの小さな国…なら国の重要人物の家がそんなところにあって放置されてるのおかしくない?一体どういう世界設定なんだろ…。それにしても実家の人達は薄情すぎる。政略結婚とはいえ普通ならこんな非道な王家の元で生活したくないだろうに。一家で廃屋敷に移り住むくらいの情はないのか…。非情なら政略の道具とでも…ってわけでもないし、主人公の実家での立ち位置が全然分からん。とはいえ主人公もおかしい。人前に出るのが苦手なのは分かる。じゃあ王妃教育何してたのよ。礼儀作法はやらずにお勉強だけってのは無いはず。この国では行動力があってズバズバ意見を言う女性が評価されるって周知の事実なんだから。王太子を支えたいとか言ってたけど、自分が改善した事とかも報告連絡しなかったんだろうね。独りよがりの仕事してちゃ何にも支えらんないよ…愛想尽かされるのは当然。加護持ちが現れなくても同じ結末になってたと思うよ。そして加護持ちの大臣の娘。あなた最低限の知識も無いまま王太子妃になったの…?普通大臣なんて地位の家族なら最低限教育はされてるでしょ。それもしないで捩じ込んだとしたら、とんだ無能親子だよ。んで王が伏せってる間に王太子が必死に政務をしてた訳だけど、王妃はどこ行ったの?国内が荒れてるのに外交行ってたんだとしたら何やってんの?だし、どうせなら外交の勉強してる主人公連れてくとかしないのかね…みんな仲悪いの?ギスギス王家なの?王太子も急な離婚と追放は酷いけど、ものすごく可哀想で同情しちゃうよ。ただでさえ第一王子の当て馬と主人公上げに使われる未来がみえてるのに…。最後に、カロルとアランの見分けが付きません…カラーになれば分かるのかしら
1巻を読みました。とても丁寧に描かれていて、きれいな絵柄です。漫画として引き込まれますし、それでいてイラストのように美しい。よくある展開で物語がスタートしますが、世界観がしっかり作りこまれているからか、あまり「よくある」部分を気にせずに読めました。その世界の空気感を楽しむことができる作品だと思います。ディテールや会話、所作に拘っている分、物語の展開は遅めです。続きが気になりますが、この後急展開!とは剰りならなさそうだなと思っています。
高評価な理由がわかります。2人の王族の兄弟は素直で嫌な奴じゃないし、ヒロインも出しゃばってぎゃふんしようという感じの人でもない。穏やかなストーリーの中で、じっくりと練られたものが紐解いていく感じ。本当におだやかな時間の中で話が展開していく。読んでて気持ちいいです。4巻まで見終わって、2人が仲良くてほっこり。今後、この力がどう使われるのかだろうか、と、心配なところ。
ちょっとこの漫画の画力と表現力は群を抜いてますね。静かなお話でストーリーもゆっくり進むのですが、この空気感は唯一無二で読んでると靜謐な雰囲気で心が凪ぐようなそれでいて癒えるような言い難い気持ちになります。
ゆっくり静かに話が進んでいってほんわかと心地良い。話の内容もとても良いし、柔らかな絵柄も綺麗で話にマッチしてる。兄弟の描き分けが…とコメントでチラホラ見るけれど、二人もと顔は似てても表情が全く違うので混同する事はないし、逆に同じような顔を別人に描き分けるって凄いなと思いながら読んでます。続きが楽しみ。
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結末はだいたい予測がつくのですが、とても静かに、ゆっくりと進行していくのが心地良い作品。絵柄も詩情があり、とくに非常識な人物や騒々しい言動の人物もいません。ただ、兄弟だから似せているのでしょうが第一王子と第二王子の描き分けは今ひとつ。