レビュー一覧

患者家族側の立場でした。訪看STの看護師さんだけじゃなく、訪問入浴でも看護師さん来ます。同じSTのスタッフさんの中でも、やっぱり頼れる人とそうでない人もいました。数年間の間にオンコール五回ほど。夜中でも駆けつけてもらいました。アドバイスの内容が間違っていたこともありましたけど。訪問診療のDr.たちもいろいろです。病院勤務なら同じ敷地内に医師はいるし仲間もいる。大変だなと思いますが、お互い人間だから、これは今でも許せないってこともありました。いろいろですね。

読ませます。いちいち、人物造形がリアルなのには本当に感心させられます。…ちょっとね…中年を描くのはお上手でないのかな…と思うときありますが（若い子と描き分けされてないので）、そんなのは些細なことだ！と思わされるくらい読ませます。両親早く亡くなってて私はもう介護することは人生で多分ないんだけど、それでも読んじゃう。

「おうちでしにたい」「ナースのちから」は訪問看護師と患者・家族の葛藤などが中心のストーリーでした。この「プラス」は恋愛を中心としてお話が進んでいく感じ。LGBTQとか新しい男女観とか、また、ちがう趣で楽しく読みました。

「おうちで死にたい」「ナースのチカラ」を読んでこちらのシリーズも毎回楽しみにしています。老親が入院したりホームに入所したりで看護師さんや介護士さんにお世話になることが多いのですが、裏話的に現場ではこんな感じなんですね。

展開がどうなるのか楽しみです。人間関係とか。

続きも気になる！持田さんと荒木くんの関係も気になる！

訪問看護…デキる看護師…仲間意識が高い…理想ですね。敗北感ばかりの毎日で辛いです。

いつも、感動してます。色んな人の価値観が丁寧に描かれていて、心に沁みます。