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この作家さんはロクデナシを書かせたら右に出るものがいないくらいですね（笑）今回ロクデナシ次男とその次男に子供の頃から憧れ続けた洸とのお話。洸の兄が死んでしまったのを自分のせいだと責め続けてきた次男の冬海の葛藤は苦悩の連続で、結果自分を慕う洸を傷つけまくる。なのに純粋に、ひたすらに、一途に冬海を思う洸の姿があまりにもいじらしくてぐっと引き込まれました。次作で本当に救われるのでこの一冊で答えを出すのはもったいないです！星4つなのは読んだあと疲れたので、ひとつ削りました。。。

続編の方を先に読んでしまってアレですが、此方は冬海の葛藤が全面に出てて良かったです。それにしても親友の弟に告白されるのは複雑だろうな。

三兄弟シリーズ次男編。冬海と親友(故人)の弟カプ。前作でも分かる様に洸は唯一馴染みある登場人物です。亡き兄親友の冬海に憧れ慕い続けた洸にキチク冬海は過去の傷心が癒されることにやっと気づいて良かったです。次男だけ続編ありなのも納得。