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優しいお話でした。主人公の男女の２人がとても優しく、強いです。男女の間にある、優しさや信頼を安易に『恋』で包みませんでした。『恋』に付き物の『賞味期限』も２人の間には無いと思えました。主人公２人と結婚する相手もまた、優しい人たち。自分をしっかり捉えているから相手の心を疑わない、そこがとても良かったです。この４人に自分本位な人がいないから、読了感がとても爽やかでした。どの人の心情にも共感でき、誰の立場に立っても読み進めていくことができます。ただ主人公の父親と母親が、この作品の中では人間としての成長が止まっていると感じました。結婚して家を出た娘が両親を成長させていくのだろうなと思いますが、いつか生まれる孫に、祖父となった主人公の父が抱いた時だけ泣き止まないなどの『罰』が付与されて、そこから何か自身を鑑みて自分の言葉で主人公である娘に謝罪をする日が来るといいなと思いを馳せました。この優しい話を読むことで、何か頭の中で絡まっている気持ちが解けるきっかけになるような、そんなお話でした。

こんなことあるかな？お互いがお互いのものでしょう？気分は兄妹だったってことかな〜？まあ、幸せみたいだから良しとします。

良い話や。男女の友情はある。友情？というのかな。思いやり。愛。人間。名前のつかない関係。相手を思いやる関係。素敵だなぁと思います。思いやって、行動することが、今の世界足りてないから。

ストーリーは感動作な程良く出来ていて読み応えが有るのに絵柄がイマイチで非常に残念でした。