レビュー一覧

春抱きの未来編である夏の蝉のルーツのお話が読めるとは思っていませんでした！！こうやって色々な登場人物がいて一本のお話になっていくのは長く続いたシリーズの特権だと思います。今回の主人公の二人もこの二人だからこその向き合い方が描かれていて特殊な設定ですが、理解ができるのだと思いました。最後のお話には涙がでました…

春抱きシリーズのお話だけどまた新しい感じで読めました。春抱きの最後がなぁ〜(泣)

これはかなり読みごたえがあります。「春抱き」あってのスピンオフなわけですが、作家さんの成長とともに作品も洗練されてきて、だからこそ「春抱き」がますます輝いてくるというか、名作になっていくと思いました。面白かった~!!

絵柄が美しいです。しかし、いつまでも春抱き絡めなくてもいいのに、と思った。

一応スピンオフなのだけれど、ほぼ別の話と言えるかなと。春抱きが好きで読んでいるので、春抱きafterwardの夏の蝉への理解が深まるという意味では良かったけど、そもそも夏の蝉を読んだ時に山科博士に興味が湧いていたわけでもないから、その人の恋愛についても別に関心はわかなかった。あくまで、香藤くんと岩城さん（転生前後含む）が好きで読んでいるので、山科博士は夏空野の父という意味では主要人物なのかもだけれど、スピンオフとしてフォーカス当てるほど？と思ってしまったかな。

春抱きのスピンオフとありサンプルも試さずすかさず購入しかし説明が多い　一回目は流し読み　途中からあの山科博士がぁ・・・・かぐやのママが見られて楽しかったです。単発でも十分楽しめますが　　やっぱり春抱きからのこちらです

春抱き…の最終話ですね。残念です。でもいつかスピンオフのスピンオフが出ても 絶対読みたいです。 色々な事々が絡み合って繋がっていく、afterward につながる大事な１話。 納得しながらじっくり読みました。

春抱からずっと繋がったストーリー、感動しました。しかも、岩城さんの生まれ変わりが夏空野だったなんて！！岩城さんが、人生をかけて行った、同性同士で愛する人たちの幸せな未来作り。結婚ということも、子どもを作るということも、ご自身の目で見ることは叶わずに亡くなってしまいました。道筋を作ったことで達成感はあったかもしれませんが、生まれ変わって、自分自身でその結果を知ることができたことは、岩城さんにとっても幸せなことだと思います。そして、夏空野がこの先、結婚して子供をもうけるので、岩城さんご自身の幸せも叶ったことになります。感動で涙、涙です。何度も繰り返し読みたい作品です。

こんなすばらしいお話が読めるなんて、感謝しかありません。近未来を舞台に、かつてのあの二人の子孫が結びつく前の世代のお話はここまで広がるなんて、感激です。

春抱きが大好きな私にとって、彼らの物語が今も、そして未来へもずっと繋がっていく感じがして、読んでいるあいだじゅう幸せでした。恋愛経験少なそうな山科博士だけれど、ちゃんと碧斗君を幸せにしてね。新田先生、彼らの物語を発展型で書いてくださり、本当にありがとうございました。　一色兄弟も素敵で、続きがあるのか、そのあたり考えるとわくわくします。