レビュー一覧

異国の第二王子のヒーローに惹かれた王女のヒロイン。婚約が決まりヒーローの国へ行きます。ヒーローは継承権争いを避けたいから国を離れたいと。2人の結婚はお互いの問題解決になると言われ、自分を愛しているからではないんだと悲しくなります。そんなヒロインを街の散策に誘ってくれた第一王子の奥さん。街で攫われそうになり部屋からも出るなとヒーローに言われてしまいます。反論するヒロインに「ここには君の味方は誰もいないと思え」と言われ、ヒーローすら味方じゃないんだと自分はここに何をしにきたんだとさらに悲しくなります。兄にヒロインへの態度を諭されますが、また間違えるヒーロー。ヒロインの求める言葉じゃないんですよね。その後、ヒーロー母とヒロインが攫われます。この危機でようやくヒーローは愛していると言う言葉をヒロインに告げます。もっと早く自覚して欲しかったですね。

お母様が良い方だったとは！読み応えがありました。

作者さんのファンでまたシークのお話なので購入しました。2人の気持ちがなかなか噛み合わずハラハラしました。