レビュー一覧

面白かった。人魚が怖いのに美しいのはなるほどでした。御伽話には隠された種子があるという定説と、ほんわか御伽話をうまく掛け合わせたこのお話が秀逸でした。そして、このおバカなふりをしながらうんざりと暮らしながら隠微な夢をみる男は、なんと潔くヒトとしての一線を守りながらもなんと欲深いのでしょう。だからこの美しいオトコと暮らしていけるんだなぁ。

因習系かと思いきや、人魚のキャラが明るくて読みやすいけどもっと怖くてもいいのに。

独特な空気感のあるお話し。雰囲気が重視されてる感じがして少し中途半端なような印象も残りました。

設定からして面白いですがこの先どうなって行くのか興味深い。

陰と陽の対比がアンバランスな気がするけど、アサヒの美しさとかわいらしさが魅力的。テツにも救いがあってよかった。

作者買い。珍しくファンタジーものを描いた。絵が相変わらず綺麗です。人魚同士が喋るところぞっとしました。面白いです。

興味深く読みました最初は話の流れが掴みにくかったのですがテツの葛藤と、異人の秘密と策略が気になってどういう結末になるのか読み進めたくなりましたあと１話くらいあっても良いなと思いました策略アリ異形の異人×過去の葛藤を抱える平凡顔

人魚の出てくる時代的なんて、設定が凝っていますね。

最初ちょっと怖い話なのかなと思ったのですが、アサヒが話し出すと雰囲気が変わりまして、いい意味であれ？と。アサヒが明るくて無邪気なのにとても賢いのです。一体この美しい人？は何者なのだろう…とテツと同じように私もドキドキしながら読みました。村の言い伝えや童話の真相になるほどー！と思わせてくれます。最後はとっても明るく終わります！

閉鎖的な村の，おどろおどろ系かと思いきや（そういう描写はあるのだが），陽キャな人魚で重苦しくなく読めます。幕末設定の日本の昔話や風情と，誰もが知る西洋の人魚の物語の取り合わせがよかった。南の国ってどこ設定なんだろう？お宝引き上げ事業って目の付け所がセンスあるね。ページ数短かったのであと2話ぐらい増で読んでみたかったです。