レビュー一覧

男子高校生青春BL！という感じで、自分が学生のときにやりたかったことや楽しかったなぁということがたくさん盛り込まれていて、二人と一緒に学校行事や季節の流れを楽しませてもらいました。最初はクラスで浮いていた受けが段々溶け込んでみんなと仲良くなっていくのも良かったです。このクラス…なんだかんだで平和そうで良い……サブキャラにも各々個性があるのに主役二人の存在感を邪魔しないのが、漫画がうめぇ…となりました。そして受けの意識の変化がラストに反映されていてぐっときました。攻めも受けと出会うことによって“特別”を知ることができて良かったなぁ。描き下ろしで自分の性欲に自分で怯えていたのがかわいかったです。 続編があるとのことなので楽しみです！ 修正は白短冊、受けの身体のあちこちに黒子があるのがえっち過ぎました。

普段レビューは書かないのですが、先生の意図したものと違う意味で受け取っている内容のレビューがなぜか参考になったの投票数が多くなってしまっており、これをもし先生が見た場合伝わっていないことにショックを受けられるのではないかと思い投稿しています。作品ラストの“背が伸びたんじゃない？”は実際に背が伸びたという意味ではなく、下を向いて俯いてばかりだった受の意識が変わり前や攻の方を向くようになった＝姿勢が良くなったため背が高くなったように思える、という意味です。前後の会話からも察せられるかと思います。 作者の手元を離れた作品は確かに読者がそう読み取ってしまえばそれが“正解”にはなるのですが、あまりにこのお話を汲み取れていないと感じたので…すみません。。

飄々として見えた攻めが受けにだけ特別なのが良かったです。受けの歌うま設定がギャップ萌えでした。

よくある格差DKものかと思いきや、それだけじゃない拡がりがありました。“二人の世界“にせず、学校行事や同級生との絡みもしっかり描かれていて、奥行きと芯がある作品。受けは卑屈で内向的、と簡易な性格パターンに終わらず、言うべきことは言う男っぽい内面に好感触。歌がうまいのも身長が伸びてるのもイイ。あとホクロ～似合う。攻めは「生き方がうまい自分」を飄々と行使しつつ、思考停止の「呑み込めないこと」が笑顔の裏にあったりする。受けが寄り添い開放するラスト。ラブと成長と救済を、大仰にせずギュギュっと。流れるような展開が心地よく、漫画として巧かった。懐かしい高校時代に浸りつつ読ませて頂きました。☆4.5。

星10です！サンプル読んだ後、著者の過去作品のレビュー漁ってエロチェックし、まぁページ数も多いしハズレではないだろうと軽い気持ちで読み進めると、、マイ年間ベスト3に出会ってしまった。陽キャと隠キャのCP成立によくあるパターンかと思いきや全然違う。学生時代の社交が繊細に描かれているのがリアルだし、主人公（ホクロの子）もしっかり自尊心を貫いているのが清々しい。とにかく素晴らしい作品、素晴らしい2人に出会えて嬉しい。

よかったことはよかったけど、星4.9ほどはないかなと思いました。3.5か4ぐらいかな。それほど盛り上がるところもなかった。でもカットオーバークライテリアも最初はそれほどだったけど、なんやかんや何度も喜んで読んでるので、これも後からよくなってくるのかなあ

主人公がかわいい！ストーリーがおもしろくて好きになりました

作者買いですが、この作家さんまずハズレがないです。最近では珍しいとさえ感じるぐらいお互いが惹かれる理由も距離の詰め方も無理がない。そしてキャラがほんとに魅力的です。なぜそういう思考をしているのかそれぞれにちゃんと人格が掲載されてて受けも攻めも愛おしいです。

誰からも嫌われないことに違和感のある陽キャ攻めと、寂しさより煩わしさを厭い陰キャに生きる受け。ふたりの心理描写に、作家さんはどの辺に位置していた人なのかなぁとか、お話と関係ないことを考えてしまった前半。終盤、攻めの屈折点となった“親友”の再登場に、組み立ててきたエピソードがようやく効果を発揮し始め、面白くなってきたと思ったのも束の間…ページを飛ばしたかな？と思う初えちシーン。学校行事に合わせた展開が冗長だったのかなぁ。もう少し取捨選択できたと思うし、丁寧ではなく冗長と感じたのは緩急が少なかったからかも。いずれにせよハマれなかった…残念。

初作家さん。見やすいかわいい絵柄で、高校生のイベント事が詰め込まれ青春キラキラして好感度あるCPです。が、登場人物達が中学生にしか見えない。最後の方にちょろっとH場面ありますがエロくはないです。続編にはもう少し色気を期待します。