レビュー一覧

『ハツコイノオト』に出てきた龍くんと歩夢くんのお話ということで発売を楽しみにしていました。失恋した歩夢くんの心をぶっきらぼうな龍くんが癒すお話かな？と思っていたら龍くんの過去が思っていたよりキツくてびっくりしました。最初の印象が最悪だった二人がじわじわと仲良くなって、お互いの心に寄り添って大切な、かけがえのない相手になっていくのが伝わってきて、読み終えた後は幸せでいっぱいになりました。自分の大切な人に自分が想っているのと同じだけの愛情をかえしてもらって、同じ様に大事にしてもらえたら、それはすごく素敵だよね。歩夢くんの「おれがめいっぱい愛してやるからこっちに慣れろよ」にシビれました。『ハツコイノオト』の二人も少し出てきます！ 修正は白短冊。本番は一度だけですがやりとりやその後含めて本当にかわいい！今後の二人も見たいなぁ。ただ、龍くんを蔑ろにした兄嫁には今後何らかの制裁が与えられて欲しいです笑

龍と歩夢のストーリーは2人が惹かれ合う過程が丁寧に描かれてとても良かったです。ただ、兄嫁の無神経さが最後まで引っかかりました。兄と二股かけられてというのは別にいいんですが、さすがに全く反省の色を見せない態度で龍の家族として存在してるというのは恋愛のトラウマとはまた別の問題な気がするというか…。もちろんこんな無神経な人も現実にはいると思いますが、この物語の登場人物としてここまで無神経なキャラにする必要があったのかは疑問です。せめて猛省するか、兄とも別れて一切会ってないとかじゃないと読んでて引っかかる人はいると思います。龍のお母さんにも少し無神経さを感じましたし、この作者さんの作品を3作読んで、こういう無神経さに対しての無頓着さがあるというか、ギリギリ嫌悪感を感じてしまうような表現がちょいちょいあるなと感じています。龍と歩夢の話だけを見ると☆5なのであまり評価を下げたくはないですし、そんなに気にならない方もいるのかな？と思ったので☆4で。

ハツコイノオトのスピンオフ。単体でも読めるようになってます。意地っ張りでツンデレな受けと寡黙でクールな攻め。失恋を経験した二人が少しずつ距離を縮めていく過程がとても丁寧。可愛さと切なさが絶妙なバランスで描かれていて、読みながら何度も胸がギュッとなりました。受けが攻めの前だと泣いたり照れたり悩んだりと感情がダダ漏れなところがとにかく可愛い。相手が困っていたら助けたいと、お互いがお互いを思い遣って一生懸命になる姿が特にグッときました。弱い部分も格好悪い部分も全部ひっくるめて好きって言える関係っていいなって思いました。ただ一つ気になったのは、兄嫁の存在。あの様子だと今後も何かあれば龍を利用しそうな気がして少しモヤモヤしました。

二人とも可愛くて、面白かったです。ただ、兄の嫁がなぁ…なんで、そんな女を好きだったのか理解に苦しむし、何も制裁がなかったから、すっきりせずにもやもやしちゃいました。読み返したいけど、また、もやもやするから読み返さないと思うくらいもやもやしました

評価下げてごめんなさい。ギリギリ☆3です。2にしようか迷いました。大好きな作家さんの大好きなスピンオフ龍も歩夢も勿論好き。ただ兄嫁が無理すぎました。BLで兄嫁はちょいちょい出てきますが断トツでワースト1位。お兄さんこんなんで大丈夫か？ってレベル。しかもしっかりストーリーに食い込んでくる。同じ様に感じた方が他にもいて安心する位ナシです。最後の赤ちゃんとか無理すぎました。母親も元ヤンとか関係なく無神経。龍も歩夢も好きなのに読み返す気にもならず…複雑。

こちらを購入するにあたって、先ず、『ハツコイノオト』を購入。かなり良かったんで、こちらも購入。…絵が、格段に上手くなってる！けど、肝心のお話は龍の心境の変化について行けず、どうしても無理矢理感が否めず…。お互いの心が近づく、その過程を、もう少しじっくり読みたかった。悪しからず。

説明文に「まさかの龍で」ってあるけど、全然まさかではない、めちゃくちゃ誰でも予想できる。てか、何かいまいちなんだよな、何かもやもやします。

スピンオフのよう。最初の誘拐未遂のくだりは要らないかな。傷ついても向き合うと決めて告白するところは良かった。

作者さんの他作品も読んでますが無神経さに嫌悪感がある。皆さんもレビューしてる兄嫁の存在。特に最後の子どものくだり…まじでいらない。この存在がなければ星5でした。

作者さん買い。｢ちょっと待とうよ〜｣に続いて購入して読みましたが長身物静かな攻めは良かったけど、義姉の言動に対しての嫌悪感が読み終わっても続いてる。ハピエンでもあまり喜びがわきませんでした。あんな人血の繋がりはなくても実家にいるの嫌すぎる。