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愛人の秘密／フィアンセを演じて
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2020-09-12
「愛人の秘密」に限らず、この手合いのヒーローはヒロインが妊娠を仄めかしても「妊娠したからと言っても、正妻に取り立てて貰えると思うな！ 君は単なる愛人に過ぎない」とヒロインを傷つけるから、別れた後に生まれた子供の存在を教えて貰えないのに、子供の存在を知ると「どうして連絡しなかった！」と逆ギレするのはどうしてでしょうか？ 「愛人の秘密」のヒーローの弟はゲイである事をカミングアウトするどころか隠し通そうとして、シングルマザーになろうとしたヒロインを口説き落として自身の妻にしてしまいます。事情を知らないフランス男（ヒーロー弟の恋人）がヒーロー弟と無理心中し、その遺言でヒーロー弟がゲイである事を隠したためにヒロインはヒーローに一方的に「金目当ての尻軽女」に非難されてしまいますが、ヒーローの傲慢な態度が最終的に実弟を死に追いやったという事がどうして理解できないのでしょうか？
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もやもやが消えません。ふたつのお話にはつながりは何もありません。でもね、二人のヒロインは大そう似ているのです。男性にすぐにからだを許します。その後で ｢子供のため｣ といわれても、あなたのためでしょう、としか思えません。｢フィアンセを演じて｣ は ｢偽りのダイアモンド｣ という原作が同じと思われる別作者のコミックがあったと思うのですが、そちらも好きになれなかった記憶が｡｡｡ ヒロインの長所を並べ立てられても、言い訳ばかりしている女性、としか思えず、ストーリー以前に何も理解できませんでした。