レビュー一覧

さすがの作者様。読み切り完結ながら、やはり泣きました。心配や不安もある毎日ですが前向きに考えるきっかけになりました。

古臭く感じて、私は楽しめませんでした。ミステリー要素があれば、また感じ方が違うと思います。20代で家族の葬儀で揉めたばかりなので、こういう兄弟もいるのかとある種のファンタジーに思えました。久しぶりに購入を後悔した作品です。

さすがの一言。田村作品だから、実は友達に裏があったりするのか？とヒヤヒヤしながら読みましたが、読後感スッキリ心地よい涙でした。

亡くなった妹の遺品整理をしながら妹との関係を再認識していく秀逸な短編で、泣きました。これは兄としての視点だけだけど、友人の視点、父の視点、母の視点、彼は居なかったとしても思いを寄せていた人の視点など、他の方向からの話も読んでみたいです。紙媒体では一冊分になるまで短編は読めないですが、Webでは短編のみで掲載できるのですね。これからの新しい出版パターンかな。

読み終わって…じんわり沁みてくる話でした。日常の一遍で、身内が亡くなるけれど特になにか起きる話ではないです。それぞれの視点･観点 それぞれの幸せ現在-いま-を大事に生きようと思いました。語彙力なくて( т-т)

亡くなった妹を知っていく話でした。家族だからって、お互いのことをどれくらい知っているのかな。年が離れていれば尚更。家族は当たり前に存在するものだけれど、愛しいものだというのは気付いていかなければいけないな。大きな事件はなく、日常の愛しさを感じる作品でした。

大切な人が亡くなった時、こんな風に思えるかしら。いえ、まず大切な人を得られるようになりたい。

一見関わりのないように見えてたものを、さらりと優しく繋げるところが印象的です。

元々作者の描く子供の絵が大好きでしたが、これはとにかく泣けました。妹に会いたくなりました。

先にレビューされた方も書いておられますが、さすがの作者様、の言葉につきます。読み切りにも、しっかりとキャラクターの人生が描かれています。読み応えがあり、凄いです。やっぱり大好きな漫画家さんです。