広告から入り、最新話まで一気読みさせるほど強烈なドラマ性とリアリティを放つ作品。率直に言ってこの作品は世間一般で言うところの『BL』と言う括りを軽く超えているんじゃないかと思ってる。そのくらい、あらゆる情報描写がリアルかつ緻密。例えば序章、スンオンが主人公と初めて体を寄せたきっかけとなるツールとして描かれているバイクはおそらくBMW-K1300Rだろう。『財閥御曹司」という設定を、吹き出しやモブのセリフや設定任せにしない。読者を作品の世界観にグイグイ引き込み、『本当にあるんじゃないか」と錯覚させる程のリアリティを生むには、作者自身にもそれなりの知識が必要となる。こうした事をこの作品は至る所で自然背景のように描いている。他に出、国社会の困と財間2世・3のリアルやアンダーグラウンドな闇組織との地下での繋がり、儒教思想的社会感、精神疾患における鬱患者の気分偏重のアップダウンとアパシーなど、それこそ登場人物の行動・表情・セリフ・カッティングを通してつぶさに描く表現力は、群を抜いて非常に高い。惜むらくは、このサイトの設定上タテヨミ・ヨコヨミとも画像サイズが変わらない事・ページ推移に際してわざわざ設定画面を引き出して移動しなければならない点の使い勝手の悪さだ。この2点が理由で次の話以降の購入はもう一つのサイトにしようかと思うくらいだ。※スンオンファンの方に試しに一度聞いてみてほしい曲がある。Mäneskinの『Fear for Nobody』。高校時代の強引で不遜で怖いもの知らずな彼のキャラクターに、ドンピシャでハマっている気がする。気になった方は某チューブで日本語訳版を聴いてみて欲しい。
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韓国ドラマあるあるのすーごく遠回りし続ける話だけど、不幸な子に興奮するタイプの人は楽しく読めると思う笑