レビュー一覧

ヒロインはうじうじ系ですがヒーローがかっこよくて好きな話でした。ヒーローより周りのほうが病んでました。

中心人物より、公爵である父親や実子、そのお抱え医師のくだらない感情に目がいってしまいました。歪み方が簡単過ぎる。主人公の弱さから来る愚かさ、鈍さも好きになれません。どうして溺愛されるのか、憐れみに囚われただけではないのかと感じます。星は少なめで。

作者さん買いです。公爵の愛人だった母親が亡くなって公爵邸に引き取られたヒロインですが、ヒロイン父に強引に決められた二人の婚約者が次々と亡くなり、死神令嬢と呼ばれます。ヒロインの周りで起こる死の原因が中盤からなんとなくわかるのですが、最後の方までめちゃくちゃハラハラしました。特にヒロインがヒーロー邸で隠れていたのに、ヒーローを助けるからという甘い言葉に騙されて、隠れていた部屋の内鍵を開けた時はバカなの？ヒーローが頑張って戦ってるのに台無し！ととても腹立たしく思いましたが、こういう気持ちになるのも、物語として上手く書かれているからだと思います。最後、何故立て続けに婚約者が死んだのか、その理由がわかって少しスッキリしますが、ヒロイン父がとにかくおぞましすぎました。読み終えて、ハッピーな気持ちになるような、ほんわかした物語ではありませんが、夜中から朝にかけて一気に読んでしまうぐらい面白かったです。

自分ではどうする事も出来ない親の代からのしがらみに翻弄された２人でした。最後は２人が結ばれて良かったです。ハラハラする場面もあり、楽しめました。

あの父親はないわー。てっきり、ヒーローが病んで色々、話が進むと思ったが、違ったのね。逆に可哀想な環境で育ったヒロインを守り抜いて格好良かったです。しかし、ヒロインの周り、病んでいる人、多すぎ。

ヒロインの父親が狂っていて、気持ち悪かった。ヒロインの母親が可哀想すぎました。ヒロインはウジウジしていていました。